蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?を読んでみた

著者は、日本IBMのシニア・プロジェクト・マネジャーで
2010年に同社最大級の大型システムプロジェクトにアサインされ、
以来日本と中国の大連で数百人のチームをリードされている方。
私も中国の大連に3年ほどいたことがあり、
大連にあるIBMってあそこだよな〜など懐かしく思ったのがきっかけで購入。

本作を読んでのチャレンジシートはこちら
1.この本を読んだ目的、ねらい
・同じ業界で数百人を率いている人が仕事で心がけていることを知る

2.読んで良かったこと、感じたこと
・仕事はゴールからの逆算する
・基本的に人間は怠惰であるため、本来の期限より早めに〆切を持ってきてTODOに書きこむ
・依頼仕事にはチェックポイントを設ける
・色眼鏡でみず、事実をとらえらることが大事

3.この本を読んで、自分では今から何をするか?
・ゆるい〆切のタスクの期限再設定
・各タスクの段取りの組み直し

本書には、個人の作業の習慣、ツールやショートカットを使って徹底的に効率化するノウハウが書かれている。
また、チームワークでムダが発生する場面での効率化のやり方などが書かれている。
本書に書かれていること1つ1つはそんなことしてるの?という目新しいものはなく、そうだよね〜と思えるようなことばかりである。
当たり前なのだが、大事なのは知ることよりも実践すること。
さらには何のために実践するかということ。
本書にはスピード化のノウハウが詰まっているが、本来の目的は成果を上げるために、どこを効率化するかと突き詰めた実践結果がまとめられている。
何のために効率化するかを考えさせられる一冊でもある。

仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?