子ども相手に怒鳴るのは指導力がない証
「怒鳴らないと理解してもらえないのは、『私には指導力がないんです』と
言っているようなもの」
プロ野球読売ジャイアンツで投手として活躍した桑田真澄さんの著作
『心の野球 超効率的努力のススメ (幻冬舎文庫)』の
第7章「指導者とは」にある言葉。
娘の勉強を見ているとき、同じことを何回も教えたり、
間違って覚えていたりすると、つい声を荒げてしまう。
コーチングを学ぶようになってから、多少はマシになったとはいえ、
たまにやってしまう。
自分の小学生時代も同じように両親や兄に教えてもらっているときに
怒鳴られて、勉強をしたくない時期があった。
自分と同じような反応をする娘を通して、
自分が勉強してこなかった苛立ちを投影しているからか、
カッと来たときは止められない。
頭に昇った血が落ち着いてから、浮かぶのは桑田さんの言葉。
思いの強い家族と接するときにも、怒鳴らず理解してもらえるようになるのが、
今の私の課題。
チームビルディングを伝えたり、
コーチングのセッションをしたりするときだけでなく、
コンサルティングの業務にあっているときも、
自分の感情を穏やかに保ち、相手に理解してもらうように伝えたいもの。
禅の修行を積んだ高僧のように、相手との話を穏やかに聴き、
相手の心に染み入るように言葉を伝えるのが理想。
私が娘の勉強をお手伝いすると同時に、
娘には私の精神面の修行に手伝ってもらっている。
娘の負担を減らすためにも、速く怒鳴らず、理解してもらうようにならないと・・・
「怒鳴らずに理解してもらうにはどうしますか?」