蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

ヘルプを言いやすくなるまで手助けしない

週末は月曜日から仕事をスムーズに行くように一週間の振り返りと
次に向けての進め方を整理する時間を作っています。

来週からのテーマはチームの立て直し。
4月から体制が変わり、新リーダーのもと3ヶ月頑張って活動していたが、
手伝ってという声がかかったので、来週から手伝いに入る。

新チームが発足してから在宅勤務になるなど不安要素はあった。
新しいリーダーがやる気が高まっていることもあり、
この3ヶ月間はプロジェクトマネージャー含め口を出さずに見守っていた。

上手くいってもいかなくてもそれは経験。
自分で考える機会を奪ってはいけないと、見守る側は口を出さずにじっと我慢。
子どもが始めてハサミを使ったり、包丁を使ったりするのを見守る親や
大人の心境に近いかもしれない。
やる気があるとき、自分でやると決めているときは周りの声は聞こえない。
危なっかしくても、ハラハラしてもぐっと堪える。

あるときからチームでの作業が連携している感が下がってきて、
個人の能力で乗り切るようになる。
それでもリーダーは大丈夫というスタンスを崩していなかったので、
見守る側はじっと静観して待つ。
待つと言っても何もしていないわけではなく、助けに入るタイミングを常に確認する。

見守る側としては溺れているのはわかっていても、
溺れている人が全力であがいているときに、助けにいっても巻き添えにあいがち。
あがいている力が弱くなるのを見計らって、サポートに入る。
タイミングよく声をかけられると、素直にこちらからのサポートを受け入れてもらえるんですよね。

サポートするのを受け入れてもらったら終わりではなく、これからがスタート。
崩れかかった状態から、チームとして成果を挙げられるかはすべてこれから。
明後日からスタートして、チームがどう変わっていくかまた後日、報告します。

「チームの何かがおかしいと、どんなときに気づきますか?」

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