蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

仕事の場だからこそ嬉しい言葉を見える化する

今日は以前お伝えした取り組みの第一歩。

今回はチームのコミュニケーションのあり方を具体化させることに取り組む。
自分たちは何をするチームなのかという共通目標は理解している。
一人ひとりが気遣いと言うより遠慮して、言いたいことは我慢している関係だった。

この指とまれ」といって集まったはいいけど、
その状態から動かないといけないのに、声を掛けるのをためらっている状態。
そこで私が取り組んだのはハートビーイングというもの。
今回のチームの目標を理解しているので、そこに向けてチームで動いていくときに
お互いが気持ちよいコミュニケーションを何かを見える化する取り組みです。

1.自分が「言われたり、されたして嬉しいこと」「使いたい前向きな言葉や態度」などポジティブな表現を各人がそれぞれ書く
2.自分が「言われたり、されたして嫌なこと」「使いたくない後向きな言葉や態度」などネガティブな表現を各人がそれぞれ書く
3.チームに対してやメンバーに対して望んでいることを各人がそれぞれ書く

1~3をそれぞれ書いてもらったものを一枚の紙にまとめる。
今回はWeb会議で実施したので、読み上げてもらい、パワーポイントにそれぞれまとめる。

やってみてもらうとわかるが1のポジティブな表現を声に出して読んでもらうと、
リモートの接点でも温かい感じになるのがわかる。
逆に2のネガティブな表現を声にすると、全体が暗くなる。

言葉のもつ力を感じてもらったところに1の表現を増やし、2の言動を減らそうと共有したところで、
3を読み上げてもらう。
3の望んでいることが出来ているチームというのは「どういう言葉が使われているか」、
「どんな風に働いているか?」をイメージしてもらう。
3の中からまずチームで取り組みやすい目標を一つ立てる。今後の行動の柱とする。
一つの目標に落とし込んだたのは、今後チームの空気が悪くなったときに、
自分たちの行動が目標に沿っているかどうかを振り返りやすくするため。

今日の朝一でこの取組をし、チャット上のやり取りが増えていたので一先ずは良い出だし。
一日だけでは意味がないので、今後も注視は必要だけど一安心。

今回の取り組みは私がチームビルディングで学んだステップの一つ。
どのような意図を持って取り組むのかについては
Good Team 成果を出し続けるチームの創り方』にまとまっていますので、
チームの創り方に迷っている方にはヒントがあると思いますよ。


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