蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

「先生が決めたから」「親が言ったから」に無条件降伏しなくてもいい

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2020年9月23日 蛻変の記189号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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「給食のデザートを食べられなかった」

うちの娘(小二)は食べるのが遅いんですよね。
保育園に通っている頃から噛んでる割に飲み込むのが遅くて時間がかかる。
保育士さんに常に気をかけてもらって時間いっぱいかけて食べきる。
保育園の卒業コメントにいつも時間内に食べ終わらなかったのが、
年長になったら食べれるようになりましたねと言われるレベル。

小学生になったからといって変わるわけもなく、相変わらず遅いまま。
一年生のときは量を工夫して食べきってますよと先生に言われていたのですが、
二年生になってからは今日も終わらなかったみたいな話を娘から聞くようになりました。
今日も帰ってくるなり、
「くやしい。せっかく友だちがチョコ多めのクッキーを選んでくれたのに、食べられなかった」
と報告してくれたんですよね。
その話を受けて、娘とこんなやり取りをしました

私:時間見て、食べたら良かったんじゃないの?
娘:全部食べきって、最後にデザートを食べるってなってる
私:気にせず食べたらええんと違うの?
娘:みんな守ってるから
私:先生に聞いてみた?
娘:確認してないけど、決まりだから
私:捨てることには変わりないんやから、デザートを食べたほうが残りは少なかったやろ?
  ここまで食べたんやからデザート食べてもいいですかって聞いてみたら?
娘:今度聞いてみる

食べるのが遅いのが悪い、先生の決めたルールに従うのが当然と言ったご意見はごもっともだと思います。
ルールそのものについて疑問を持つ」という習慣を子どもにはもってほしいなという私個人の思いがあります。

仕事でも同じなのですが、誰かが決めたルールに従って作業する。
よくよく確認したら「前からやっているから」というよくわからない理由でやり続けている
やり始めた頃は意味があったはずなのに、いつの間にか形骸化して背景が誰も分からない。

「決まりは決まり」と受け入れるのではなく、「何のため」にやるのかを確認する。
納得できたらやる、腹落ちしなければ改善案を出す。
親だから、先生だから、決まりだからといって無条件に従う必要はないんじゃないかなと思うんですよね。

何がきっかけでその作業をやり始めましたか?