蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

自分にとって快適な場からだと発する言葉がゆるくなる?!

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2020年10月03日 蛻変の記199号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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「それが最後の言葉になるとしたら
 耐えられないようなことは、もう絶対に言わない」

1ヶ月に2,3回出社して、後は在宅勤務という日々が続いています。
昨日、久しぶりに出社して、久しぶりの人から初めましての人まで
軽く会話をしてきたんですよね。

対面して話をするのが今の自分にとって、貴重な機会になっています。
数少ない時間を一緒に過ごすなかで、自分の態度や話し方は適切だったのかと省みています。
そのときに自分の頭に浮かんでくるのがこの言葉

それが最後の言葉になるとしたら
 耐えられないようなことは、もう絶対に言わない

アウシュビッツを生き残った女性の誓いの言葉です。
その女性が弟ともにアウシュビッツに連行されたときのこと。
列車を降りると、弟の靴が片方無くなっていた。
その際に弟にかけた言葉が
「お前はなんてバカなの!
 自分のこともちゃんとできないなんて!」というもの。
そしてこれが弟にかけた最後の言葉となる。

私が普段、対面してコミュニケーションを取るのは、妻と娘のみ。
親類、知人とはリモートでのコミュニケーション。
そういう状況の中で対面して時間を共有するときに、
「気を入れていない」対応になっていたような感覚になる。

リモートでも顔出しなしでのコミュニケーションが多いため、
話す内容、話し方に気をつけていても見られる感覚が少ない。
自分の環境から発信しているため、現場にいるときより心持ちが緩むんですよね。
いい意味でも悪い意味でも気が入りきれていなったんだなと、ここのところ感じています。
対面していても何か自分の中で抜けている感じ。

自分の緩んでいるところは対面であれ、オンラインであれ必ず相手に伝わる。
「それが最後の言葉になるとしたら」という気持ちを忘れないように
付箋にかいて見えるところに貼っておこうと思います。

「言葉を自分にインストールするためにどんなことをしますか?」