蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

何気なくやっていることに心遣いがあらわれる

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2020年10月06日 蛻変の記202号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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「転職支援をする人の好感度があがるポイントってわかりますか?」

私は転職を繰り返す人生を送っており、今の会社で5社目です。
転職を支援してくれる会社を使って、職を変えています。
これまで4回の転職経験がありますが、支援してくれた会社名は覚えていても、
担当者のことを覚えてないんですよね。
私の人格の問題かも知れないですが・・・

一人だけ覚えている方がいます。
始めはビジネスライクだったのが、接点が増えるにつれて、
より親身に対応してくれた方。
転職活動自体は、その方の紹介ではないところに決めたのですが、
転職祝いとして食事会を開いてくれるほどの関係だったんですよね。

良い関係を築けたと言っても、自分のところで決めなかった相手。
そんな人相手に食事会を開いてくれるのを不思議に思ってきいてみると、こう返される。
「転職支援の仕事をしていると、紹介した人が入社後に紹介先の会社から感謝される人は共通点がある。
 そういう行動を取れる人は紹介するのにも力が入る。
 ポイントはどこか分かりますか?」

自分が取っていた行動を振り返り、自信がないまま「レスポンスが早いことですか?」と答えたんですよね。
すると「そのとおり」という回答。
「転職支援サービスを他にも使っていると分かっているからこそ、
 提案してすぐ何かしら反応してくれると嬉しいものなんですよね。
 こちらが確認しなくても、提案を受け止めてくれてるという安心感がある。
 提案への返答もしてくれるため、PDCAサイクルが早く回そうという気になる。
 自分のこととはいえ、お客さまという立場で反応が早い人は、
 仕事でも同じことをしてるって確実に思えますよね。だから安心して紹介文も実感を持って書ける」

この言葉を聞いてから、反応は早くという意識がより高まりましたね。
「人」を見る仕事をするプロがチェックするポイントだけに心に刺さる。
ちょっとした心づかいが人の信頼を勝ち取れる。
逆に言うとちょっとしたことで人の信頼を失っているかもしれない。
常に気を張って、人が気分良くなるように接していきたいものです

相手の仕事を楽にするために、自分がすぐにできそうなことはなんですか?