蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

声の印象で仕事ぶりまで判断される!?

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2020年10月09日 蛻変の記205号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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オンライン会議で複数のチームが集まって課題を検討していたときのこと。
課題を一つ一つ検討し、それぞれの課題に対して宿題事項がでる。
最後の宿題事項の振り返りの場で、不穏な空気が漂う。

「振り返りをお願いします」と司会が議事メモを担当していた方に話を振る。
話を振られた人が「は、はい」と答える
すると、司会が「メモ取れてる?」と聞くと、
「取れてます」と弱々しい声で返す。

たったこれだけのやり取りなのですが、
話を聞いている側が「大丈夫かな?」と不安にかられたんですよね。
この一瞬のやり取りだけで、私の中で「この人、間違ったこと言いそう」みたいなレッテルを貼っていた。
自分の中での偏った見方を感じて、「決めつけない」と思うと同時に、
「自分は大丈夫かな?」という思いに駆られる。

オンライン会議で自分の声がどう聞こえているのかを把握していない。
録画機能でとった音声は聞いたことあるものの、
実際に相手の環境でどのように聞こえているかは確認したことがないんですよね。

リアルの場であれば実際の反応はみれる。
声が届いていないであったり、伝わっていないように感じたりする体感と、
録音した内容で振り返ることはできる。
ビデオなしの音声のみだと気づきにくい。
自分のところの商品なのに、商品の中身も質も把握していないのに、
お客さまに配達しているようなもの。

実際にあったことない人なのに、声や話し方の印象で勝手にイメージを作ってしまう。
人に好意的な印象を持ってもらうには声の身だしなみを整える必要がある。
そこまで意識ができていなかった。
まずは自分が話しているところを録音して聞いて、どこ直すかを探すところからかな

「自分の声の印象を把握していますか?」