蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

「当たり前のちょっと先」の行動は印象に残る

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2020年10月24日 蛻変の記220号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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娘の喉の痛みが引かないのでかかりつけの耳鼻咽喉科へ。
こちらの病院は直接行って順番待ちをしなくてもWebサイトから受付予約を入れられる。
早めに予約を入れないとかなり待たされるんですね。
8時40分の受付開始からアクセスする。
必要事項を入力し、発行された番号が15番。

予約を入れてから支度して、娘を連れて病院に行く。
かかりつけ医と言っても3ヶ月ぶりくらいの再診。
受付に行って、予約番号と名前を行って診察券を出すのがいつもの流れ。
私がポンコツなだけなんですが、いつも予約番号を忘れてしまうんですよね。
受付に行って、「何番ですか?」と言われてから予約番号をスマホで調べ直す。

今日も病院に入ってから、「受付番号忘れた!」と思っていたら、
「15番さんです」という声が聞こえる。
こちらが言わなくても受付体制を整えてくれたんですよね。
こちらが名乗らなくてもドアマンが自分の顔と名前を覚えておいてくれるみたいな
一流ホテルのもてないでよく聞く対応みたい。

かかりつけのところなら当たり前と思うかもしれない。
個人のクリニックで土曜日だと受付数が150になるくらいのところ。
私はスキンヘッドにメガネでガッチリした体型という見た目にインパクトがあるとはいえ、
来院者の顔と名前を覚えるというのはなかなか大変だろうと思う。

受付番号と名前を先方から伝えて、こちらの段取りを減らす。
ちょっとしたことですが、やられると嬉しいもの。
そんな対応をしてもらえると思ってすらいないので、インパクトが大きいさりげなくスマートな対応。

職場でこのような対応をとってくれる人は印象に残るのでまた仕事をしたいと思うんですよね。
私がざっと思いついたさりげない対応はこんな感じ。

メールでやり取りの中にCCからもれていたらさりげなく返信時に追加する。
研修の日程調整をして日程が2つに別れたら、案内はその回ごとの人のみにする。
打ち合わせだけして資料に反映する担当を決めていなかったときに、人知れず資料更新する。

「こんなの当たり前でしょ」と思われる方は周りに心配りができる人に囲まれていると私は思います。
私は当たり前レベルにできる環境に当たったことがないので、心からそう思います。
サービス業に限らず、仕事では人に気持ちよく動いてもらうことが大事になってくる。
「当たり前のちょっと先」の行動ができるように歩んでいきたいものです

やってくれなくて当たり前にはどんなものがありますか?