蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

やる理由がはっきりしているほど行動が自発的になる

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2020年11月8日 蛻変の記235号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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今日は犬の里親譲渡会に行ってきました。
一人っ子な上に祖父母と同居していないため、
家の中では親以外から影響を受けることはない。

娘(小二)は前から犬を飼いたいと訴えていました。
生き物を飼うというのは責任が伴う。
飽きたといって放ったらかしにはできないということを言い続けていました。
本人も頭では理解しつつあるのと、妻が責任感を養うためにも実際に飼ってみることも必要ということで
犬を買うことを決意しました。

私も妻も引き取り手のいない犬を飼っていたので、
どうせ犬を飼うなら、保護された犬にしようということで里親譲渡会に行ってきたんですよね。
譲渡会場にいたのは生後約2ヶ月の子犬から8歳の成犬までの10頭で
1歳半から3歳くらいのワンちゃんが大半でした。
来場者にしっぽを振って愛嬌を振りまくのと、しっぽを股の下に巻き込んでいるのとが半々くらい。
育ってきた環境もあるかもしれませんが、見知らぬ人がたくさんいるのに怯えている印象。
保護犬だからかなと思いつつも、よく考えれば、
いきなり知らない場所で、大勢の人に囲まれて緊張するのは同じですね。

1時間ほど触れ合って、一頭のワンちゃんに譲渡申請してきました。
しっぽを股の下に巻き込んでいたのに、妻をじっと見てすっと寄って来たのに縁を感じる。
申し込んだからと行ってすぐに変えるわけではなく、
担当のスタッフとの電話面談、飼育環境の確認やトライアル生活といったステップがある。

娘にも申し込んだからと行って飼えるわけではないことを念押しして帰宅。
ワンちゃんが住むところとして割り当てられる部屋が娘の遊び部屋。
片付けろといってもまた遊ぶといって常にものが散乱していたのですが、
帰宅するやいなや娘が一人で部屋を片付け始める。
ここをトイレにして、べっどはここみたいにブツブツ言いながら作業していました。
ずっと言い続けて片付けなかったものがあっという間にきれいに。

やる気とスピードを見て、やる理由を結果のイメージが明確だと動きが早いなと思いましたね。
ワンちゃんと一緒に暮らすためにというWHYがある。
部屋でどのようにすごすのかというビジュアルのイメージがしっかりとある。
そうなるとどうするかのHOWが具体的になり行動量が増える。
自分に置き換えてみてもWHYが明確でないものは行動が続かない。
WHYが明確になってから動き出すからこそ続く。
なぜやるのかが明確でないものはやるものではないとも言えますね