蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

チーム構成に変化があるときは「あり方」から見直す

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2020年12月3日 蛻変の記241号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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先月の14日からワンちゃんの里親として生活しています。
その生活をスタートさせる前に個人ベースでにしたことのは「やらないことを決める」
これについては一昨日書いたので、今日は家族でしたことを書いていきます。

ワンちゃんが家に来ると決まってから、家族で話し合いをしました。
そのテーマは「家族が笑顔でいるにはどうあるか」というもの。
このあり方については娘が年長くらいになってから家族三人で話をしています。
夫婦間、親子間でそれぞれの行動についてフィードバックするときも
家族で決めたあり方に対して指摘します。

今回、ワンちゃんを迎え入れるにあたって、改めて家族のあり方について相談をしました。
話し合った結果として「家族が笑顔で過ごす」という我が家としての目標は変えないことに。
目標は変えないまま、一日の流れを家族三人で確認してイメージを共有することにしました。

これまでは私が娘を起こして、朝の身支度のヘルプをしていました。
その時間がワンちゃんの散歩の時間と重なるため、娘に一人でやってもらう必要がある。
妻のサポートがあるとはいえ、基本的には独力。
私が娘に向き合えたときでさえ、グズグズしたり文句を言ったりしていたんですよね。
その行動を目標と照らし合わせてイメージ作り。
「朝起きれずにダラダラしていたら、みんな笑顔になれる?」
「朝、どんなふうに動いたらみんな笑顔だと思う?」など普段の行動をイメージした上で
理想のイメージを思い浮かべる。
その上で自分たちが取れる行動に落とし込んでいました。

このフィードバックは親から娘だけでなく、娘から両親にというのもあります。
ワンちゃんがきてからの話になりますが、
私がワンちゃんに構い過ぎて、娘への対応がおざなりになったり厳し目になったりしたんですよね。
そういうときに娘が妻に「パパは私よりワンちゃんのが大事になってる。約束したことと違うね」と伝える。
妻から私にフィードバックをしてもらい、自分のあり方を見直すということもありました。
フィードバックに対して反論したい気持ちはあったものの、
事前に決めていた家族とのあり方に反するものだったので、素直に受け止められましたね。

自分の行動を否定されるだけでは反発する気持ちがでることはあります。
目標に対するズレという指摘であれば、理想と現実のギャップという課題として認識しやすいんですよね。
理想のあり方を持っているからこそ、言う方は指摘しやすいし、聞く方も聞く耳を持ってくれる。

チームを立ち上げるとき、もしくは立ち上がっているチームにメンバー変更があったときは
チームのあり方の目標からやり直すと共通の土台ができやすいと思います。