蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

自分の思考の産物が普段の自分の行動

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2020年12月5日 蛻変の記243号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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「世界一に何年でなれるんですか?」

定期購読している雑誌の一つに『人間学を学ぶ月刊誌 致知』があります。
冒頭の問いかけは2021年1月号で特集されている
ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏と元サッカー日本代表監督の岡田武史氏との
対談の中にでてきます。
岡田氏が愛媛県にあるFC今治というサッカークラブの経営に参加して間もないころに
柳井氏が岡田氏に問いかけた言葉です。

この問いかけを呼んだとき、柳井氏の頭の中には常に「世界一」を思い描いているんだなと感じましたね。
同じ問いを岡田氏からされた際は「3年で世界一になりたい」と答えられたそうです。
日常の出来事に振り回されていると目先のことに囚われてしまう。
高い目標、視座から物事を捉えると、日常の出来事も目標達成の一歩になる。

常に考えているからこそ、自分の言葉としてもでてくる。
世界一を考えていない人が他人に「いつ世界一になりますか?」とは聞かないですよね。
考えていることがその人の言動を司る。
そんなことを考えているとガンジーの言葉
人間はその人の思考の産物にすぎない。人は思っている通りになる。」
を思い出す。

自分がどんな事を考えているのかによって、自分の行動も左右される。
自分が何かを変えたいと思うのであれば、「思考習慣」から変えないと行動変容には結びつかない。
行動を変えるには自分が普段、頭の中、心のなかで回している内的言語を書き換えるのが
スタートということになると思います。
私自身ができているわけではないですが、理想とする状態に向けて
自分の中の内的言語が書き換わったときガンジーの以下の状態になっていたいものです

幸福とは、考えること、言うこと、することが調和している状態である。