蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

相手に動いてもらうには、まず自分のあり方から

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2020年12月11日 蛻変の記250号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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今日もセミナーに参加してきました。
本日参加したのは「津軽弁で語る!行動経済学で人を動かす」です。

津軽弁行動経済学者 竹林正樹博士による
行動経済学/ナッジ」の解説から始まり、
ナッジの具体例や実際にケースに沿ってナッジを考えるグループワークという内容でした。

セミナーは90分だったのですが、あっという間でしたね。
知識としては知っていることが具体例を通した解説をしてもらう。
さらにワークをとおして知ったことを使ってみる。
そのおかげで「知っている」から「わかる」レベルになったかなと思います。

今回のセミナーには「娘の背中をそっと後押しをする方法を知りたい」と思って
参加したんですよね。
行動経済学/ナッジ」の解説をしっかり聞いたおかげで、
行動のつまづきになっている小石をどう取り除くかということが頭に残りましたね。
そしてこれまで全く頭に入っていなかった「EAST」というフレームワークを覚えました。
「EAST」とは
Easy:簡単か
Attractive:魅力的か
Social:社会性があるか
Timely:ベストタイミングか
のこと。

ナッジの解説とこのフレームワークをみて、自分の娘へのアプローチを反省しましたね。
つまり娘へのプレゼンが上手く行っていない理由がよくわかりました。
プレゼンとは相手に動いてもらってなんぼなんですよね。
相手に動いてもらうという観点で「EAST」のフレームワークで考えると理解しやすい
親の伝え方と娘に望んでいる行動が「EAST」のフレームワークに当てはめてみてどうかということです。

自分の伝え方を振り返ってみると全部外れているんですよね。
娘にとっては簡単ではなく、楽しくないし、自分の世界に関係なく、遊びたいときに言われる。
そんな話は聞いてくれるわけがないですよね。
自分が職場で別の仕事をしているときに、以前の仕事のダメ出しをもらっても
聞く耳がないのと同じ。

今回の「行動経済学で人を動かす」セミナーに参加して、
人を動かす前にはまず自分からと強く感じました。
相手に気持ちよく動いてもらうために自分がどうあるのか。
その観点、あり方がまだまだと気付かされました。

今回、セミナーで解説していただいた竹林正樹博士はYoutubeで動画を配信されています。
プレゼンで使えるお話もあるようです。
相手に動いてもらえるプレゼンする際の参考になるかと思います。

竹林正樹博士のチャンネルはこちら

www.youtube.com