蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

第三者の意見を元に目線を合わせる

==============================
2021年1月8日 蛻変の記272号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
=============================

最近、小学2年生の娘との接し方について妻と良く相談するようになった。
在宅勤務になって話せる機会、時間が増えたのはありますが、
音声メディアを活用するようになったのが大きい。

今、夫婦で聞いているのがVoicyで配信されている石田勝紀さんの「Mama Cafeラジオ」。
30年以上にわたり4000人以上の小中高生を直接指導してきた石田さんが
子育て相談や教育相談を元にお話してくれる番組です。

この番組を聞くようになったのは、「テーマ・時間・抽象度」が私たち夫婦に合致していたから。
番組で取り上げる実際のママからの子育てや教育相談がテーマなんですよね。
これは自分たちが直面している課題に近い話があるため、興味・共感をもちやすい。

2つ目の時間について
1回の放送時間が10分くらいなので、仕事の合間や昼休みに聞きやすい。
直近、娘とぶつかった出来事に近いタイトルを選んで、妻に共有する。
一息入れるときに一緒に聞いたり、それぞれで聞いたりするのですが、
10分くらいと短いのでその日のうちに聞くことができる。

3番めの抽象度について。
これまで教育問題を話すとき、自分たちの経験上でしか話し合えなかったんですよね。
お互いの正義がぶつかりやすい。
近所の知り合いの話を持ってこられても、その家庭固有の話のため、お互いに聞く耳を持たなかった。
この番組の場合、身近な相談という個別具体的な話から抽象度をあげて話してくれる。
問題の本質はここではないか、という話をしてから具体的な話にもどしていく。
これまで夫婦での会話はお互いの正義をぶつけるだけだったところに、
抽象度を高めた考え方を与えてくれる。
その考え方を元に夫婦で会話ができるため、ぶつかることなくお互い相談ができるようになる。

手や目を使うことなく、情報を受け取れるのが音声メディアの良いところ。
本などの場合、仕事の片手間ではできず、時間を取る必要がある。
相手が読み終わっているのを待つのに時間がかかることが多い。
読み終わるのを待っているとが話したいときに話せずもどかしくなる。

「Mama Cafeラジオ」では自分たちが気になるテーマについて、短い時間でプロの意見が聞ける。
夫婦間で前提が揃う上に、気になっているときに話し合いができる。
やる気のあるときにお互い話せるのでストレスが少なくなったような気がします。
三者の意見を元に自分たちの考えをすり合わせることで、夫婦の目線が合わせられる。
娘への接し方が目に見えて変わるのはまだまだかかるかもしれないけれど、
夫婦の足並みが揃っている感があるだけでも少し進歩