何度も注意を受ける人と一度の注意を生かす人の違い
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2021年1月14日 蛻変の記278号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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職場に2つのタイプの人がいます。
1つは同じ注意を何度も受ける人。
もう1つは一度の注意を生かして自分に取り込める人。
何度も同じ注意を受けていても、本人は何かしら取り組んでいるのかもしれないが、
周りからは全くそのように受け取られない。
一方で一度注意を受けたら即改善しようとしたり、他の人への指摘事項でも自分に取り込もうとしたり、
する人がいる。
この違いはどこにあるのか。
ふと思い当たったのが「振り返り」の差。
何度も同じ注意を受ける人はその場をしのぐことに意識が向いているように思う。
嵐が過ぎ去れば、元通り。
後片付けくらいはするが、次の嵐に備えるようなことはしない。
また、嵐が来たときには耐えるのみ。
注意を生かせる人は、事実として何を指摘されたのか。
そして次に自分はどうすればいいのか、次どうしていくのかを自分の中で振り返っているように思う。
考えるだけでなく次のステップを行動に移すまでをセットにしている。
このタイプの人は自分の目の前で人が指摘をうけた場合、
その内容も自分に取り組んでいく。
「なぜ、指摘を受けたのか」、「自分ならどうするか」という思考習慣が身についているように思うんですよね。
台風の被害を受けたら、対策を取るだけでなく、
他所の地域での台風被害の情報を得たら、自分の備えを確認する。
自分の経験だけでなく、第三者の状況をも取り込んでいくため成長が早い。
やっていることは振り返りをしたことを行動に移すだけ。
特別な才能がいるわけでもなく、やるかやらないかの差なんですよね。
指摘されたことを放置せず、言語化して行動に移す。
指摘した人が行動に移そうとしていることに気づく。
好印象をもったり、さらにアドバイスをくれたりする。
人間関係が良くなるだけでなく、自分の行動の質も変化するように思います。
「気づいたことを即行動へ」という姿勢は身につけたいものです