蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

ピアノのレッスンの進め方で目標達成のステップを学ぶ

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2021年1月27日 蛻変の記291号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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今日は久しぶりに娘のピアノレッスンにつきそう。

付き添いといっても、教室の前で待つだけ。

個室のドアが一部ガラスになっており、外から様子が見えるようになっている。

たまに、ちゃんとやってるかなぁとか、先生に直されてんのかなぁと思いながらのぞきこむくらい。

 

後は教室の前でKindleで本を読む。

誰にも邪魔されないので集中して読める。

一番読書に向いてる時間。

 

そんなことはさておき、ピアノの付き添いで好きな時間はレッスン終わりの先生からのフィードバック。

授業の振り返りと注意点をしてくれる。

次の子が待っているので短く限られた時間。

その時間に娘のやる気を高めるような声かけをしてくれるんですよね。

 

今日のフィードバックはざっくりとこんな感じ。

全体的に良くなってる、前より進歩してる。

ここが惜しかったので練習しました。

格段に良くなってます。

褒め→改善点→褒めのサンドイッチ。

娘は横でニコニコしながら聞いている。

ピアニストになりたいわけでも、したいわけでもないので、親としてはそれで満足。

 

この先生の教え方やフィードバックが自分の仕事にも参考になるんですよね。

テキストに添いながらも娘の希望を取り上げて、課題曲を選ぶ。

希望を言っても、難易度が高い場合は調整する。

調整したものは希望曲につながってることを示してくれる。

これから取り組むことは未来への準備だとイメージさせてくれる。

 

新しい曲に取り組むときは必ずこの手順を踏む。

曲全体を先生が弾いて、曲のイメージを持たせる。

先生が弾いた曲を娘がこんな感じとリズムを口ずさみイメージを統一する。

一週間ごとに取り組む量を刻む。

はじめは少なくし、上達具合を確認しながら覚える量を増やす。

全量弾けるようになってから、リズムや強弱の指導を入れる。

間違えているところがあっても「惜しい」と言ったり、「間違えやすいよね」と指摘にとどめる。

改善したら認める。

 

ピアノの教え方としては当たり前なのかもしれない。

ただ仕事の進め方としては参考になるんですよね。

やりたいことを確認して、そこに向けて取り組ませる。

やることの全体像をしめしたら、ゴールイメージを共有する。

スモールステップで進めていく。

できることを確認しながら負荷調整。

ミスをしても責めない。

すぐできたら容認する。

 

これが常にできる人の元で仕事したいものだと、私は思うんですよね。

手本を見せられると、自分とのギャップを感じる。

職場でも家でもできてないことが多い。

良いなと思えるところを取り入れて、自分を成長させたいものです