蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

案内してないものは相手も動けない

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2021年6月14日 蛻変の記362号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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仕事でメールのやり取りでイライラするのが、

聞いたことへの返事がないこと。

 

作業の状況と次の見通しを聞いても、

作業の状況だけが返ってくる。

見通しがわからないため、返信で確認する。

一往復で終わるはずが、二往復のやり取りになる。

 

倍の手数がかかっていることに

「一回で返してよ!」と心が狭い私は思いがちになる。

 

聞いたことが一回にまとまっていないメールを見ながら、今日もイライラしていた。

相手の文面を読み返しては「何でやねん」と一人毒づいてもいた。

 

相手への返信を考えながら、

自分の聞き方が悪かったと反省する。

相手に質問をしているものの、

答え方は自由にしてたんですよね。

 

相手に自由にできる範囲が広いため、

自分の求めるものがもれる。

答えても答えなくてもいいような形で相手に渡しているんですよね。

 

相手の行動範囲を狭めていないのに、

自由に行動していることを腹ただしく思っている。

自分の欲しい形を相手に渡していない自分の落ち度。

 

自分が欲しい答えがあるのなら、

その形に沿って相手に動いてもらう必要がある。

相手が動きやすいように案内してるからこそ、

相手も動いてくれる。

その手間を惜しんでいたにもかかわらず、

イライラしていた自分を恥じる。

 

人が動いてくれないのは、自分がバカだから。

人を責める前にまず自分を疑うようにしたいものです