蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

「するな」系のメッセージを書く必要はありますか?

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2022年2月6日 蛻変の記372号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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全国の新規感染者数が10万人を超える。
そんな中で、娘のクラスが週明けから学級閉鎖される。

今の状況であれば、遅かれ早かれなるだろうと思っていた。
想定内といえど、ついに来たなという感じ。

学校からの案内には感染者に対して、不当な差別、偏見などの
人権侵害をしないように、との文言が入っていた。
わざわざ書かなくてもいいのではとも思える一文。
書かなかったら書かなかったで小学校が注意しなかった、
という批判を避けたいのかなとも思ってしまう。

確かに「言わなくても分かってくれるだろう」
とするのはコミュケーションミスにつながる。
誰が行動するのか、といった行動モレを防ぐための声がけは、
言うかどうか迷ったら、発信したほうが良い。

「XXするな」系のメッセージはなくてもいいのでは、と個人的に思う。
注意喚起したところで、やる人は関係なくやる。
気をつけている人からすれば、言われなくてもと思う。
いずれにせよ、プラスに働かないと思うんですよね。

一つ注意すると、別のことを注意しないといけなくなる。
そのうち注意書きであふれるようになる。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団でアンブリッジ校長がやったように。

学級閉鎖という圧の強いメッセージを出す。
それに「XXするな」という文言を加える。
強い言葉が並ぶと自分は上から目線に思うのかと、実感する。

経験や年齢を積み重ねてくると、
自分は依頼のつもりで発信していても、
命令と感じる人もでてくるだろう。
自分が家族や仕事相手に発信する内容を気をつけないと・・・