蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

態度が変われば行動が変わる

「文章を書くのが苦手」

いつからか、こんな思いが自分の中で強くなっていた。

仕事で文章を書かないといけないときも、手が止まる。

 悩めば悩むほど、何が伝えたいのかがぼやけ、

余計に伝えたいことがぼやけてくる。

 

そんな悩みを抱えていたところに出会ったのが

アウトプット大全」。

精神科医でこれまで28冊の本を出版し、累計50万部の売上を誇る

樺沢紫苑さんの最新の著作。

メルマガ、FacebookYoutubeの更新を毎日続ける著者が、

自身のアウトプット経験をまとめた一冊。

アウトプットといっても、単なる文章術をまとめたものではなく、

「話す」、「書く」、「行動する」のすべてを網羅している。

 

そんなアウトプットに関しての辞書といえるこの本で、

印象に残ったのはこの3つ。

・とりあえずやる

・手を動かす

・続ける

 

まず、「とりあえずやる」について、これは先ず小さな一歩を踏み出す。

私自身、まとまった文章や構成をねって書こうとしていた。

さらに、伝わりにくい文章という指摘を受け続けるたびに、

ブログを書く意欲がなくなり、更新しなくなっていた。

本来、アウトプットとはそんなに高尚なものではなく、

自分の伝えたいことを外に出すことにすぎない。

自分に心理的に負荷をかける必要はなく、

家族や友人にちょっとした出来事を話す、

Facebookの投稿で目を通したものに「いいね!」をするだけでも十分。

アウトプットを身につけるためにも、まずは一歩を踏み出す、

その行動を起こすこらから始まる。

 

次の「手を動かす」だが、そのままズバリ、手を使って何かをすることである。

何かに気づいたとき、文章を書くときは、頭の中で作業するのではなく、

メモを取ったり、ノートに書き出したりすることである。

頭の中でぐるぐる考えているから、手が止まったり、話がまとまらなかったりする。

何か気づきがあったり、思いついたりしても書き出さないと、

すぐに忘れてしまう。

それを防ぐためにもまず、書く。書いてからまとめる。

 

そして最後が「続ける」。なんでもそうだが、どんなに良いことでも

続けないと、身につかない。一歩を踏み出す、手を動かして、書き出そうと

してもやり続けて、習慣化しないと元に戻ってしまう。

毎日の歯磨きやお風呂と同じように、やらないと気持ち悪いとなるまで続ける。

そうなると習慣化しきっているので、無意識でもやるようになる。

そのためにはまず続けようとする態度。

態度を変えようと思い、動き続けることで行動が変わる。

 

この行動を変えるというところに行くまではなかなか難しい。

行動を変えるに至るまでの支えとなる考え方、方法もこの本にはまとまっている。

座右において、見直すことで行動を変え、結果を変えるところまで続けていきたい。

 

 

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)