蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

未来への道標は自分の過去の中に


「このテーマについて勉強しないと、
 あの本読まないと、これができていない」

 

自分のできないことばかりに意識が向かい、
克服するためのインプットにばかり気が取られていた。

 

何かできないこと、つまづいたことがあると、
そのテーマに関する本やセミナーに参加する。
学んだことが身につく前に、また別のテーマの学びを始める。

 

自分の中に土台がしっかりとあって派生していくわけではない。
ただ反射的に次のものに手を出す。
そのため学びの連鎖反応が起きない。

 

自分の土台を作り直そうとしたときに参考にしたのが

先延ばしは1冊のノートでなくなる

 

本を読んで取り組んだのは
自分の土台作りのために取り組んだのが目標の洗い出し。
目標といっても「自分が本当にどうしたいか」と
感じるものを書き出す。

 

お金、生活環境、時間といった制約条件がなかったと仮定して
自分がやりたいこと、ほしいもの、味わいたい気分などを
ひたすら書き出す。

 

どんなものでもひたすら書く。
書こうとして「イヤ」「無理」といった言葉がよぎったときは
その言葉を引き出した思いを書き出す。
すこしでも「いいな」と思ったことは書く。
自分の思いなので、間違いはなく。すべて正解。
その姿勢で思いついては書くの繰り返し。

 

質問を書き出すのにつまづくのはきっかけとなる自分への問いかけ

自分の場合は
「今日、最期だとして後悔しない自分はどのようなあり方か?」を
スタートにしていた。

そこから

・今、自分が憧れている人は誰か
・子供のころ、誰に憧れていたか
・どんな人と働くのが楽しかったか
・自分が言われて嬉しかったのはどんなことか
・あの人のどこに憧れているのか?
・真似するとしたらどんなことか?

みたいにしつもんを具体的にしていく。


書いていると自分の中の羨望や嫉妬を感じたことが浮かんでくる。
その気持を素直に受け止め
自分に「本当はどうしたい?」と問いかけて
目標に落とし込む。

 

書き込んだものを今度は一文にまとめる。
ただひたすら書き込んだものから
「自分の最期にありたい自分」をテーマにして
キーワードを5つに絞る。

 

5つにしぼったものから今度は自分にしっくりする
一文にまとめる。
自分の思いをぎゅっと一文に凝縮すると
自分の人生のキャッチコピーになる。

 

一文にまとめ上げたら、
自分の目標が達成できたイメージできる絵や写真を探す。
文字と絵をセットにすることで、
より成功イメージを具体化させる。

 

自分のあり方のイメージとして使っているのが雪をまとった富士山。

日本の山といえばとなったときにすぐに思い浮かぶ圧倒的な存在でありながら、
威圧するわけでもなく、ただそこにあるだけで心を掴む。

そんなあり方のイメージとして雪をまとった富士山を使っている。

自分の中での目標が立ってから、
自分の中に礎石がどんと立った気がする。

 

今の目標ができてからは
・イメージに近づくにはどうすればよいか?
・イメージに近い人は何をしているか?
を問いかけ、日常の目標に落とし込んでいる。