蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

人間関係の改善のヒントは子育てにあり⁈

子どもが小学一年生になると、

親としては他人との比較が多くなってくる。

 

〇〇ちゃんはこれができるらしい。

XXちゃんはあれを習ってるらしい。

それに比べてうちの子は…

 

親の身勝手な教育熱があがるに連れて

増えてくるのが子どもへのダメ出し。

できないところに着目して、

子どもの良いところに目が向かなくなる。

 

子どもの良いところが見えなくなった時に、

有効なのが、過去に戻ること。

 

生まれたばかりの時は

何をしてもすごいことばかり。

・大きな声で泣けた

・ミルクが飲めた

・ゲップができた

・オシッコが出た

・離乳食が食べれた

などなど

 

他人の比較などもなく、

ただただ自分の子どもが

できたことしかない世界。

 

生まれたばかりのころから

小学一年生になるまでを振り返る。

書き出してみると、かなりの量になる。

 

これだけできていることがある。

それだけで親としては

幸せな気持ちに包まれる。

 

他人との比較なしに

自分ができていることをみつめる。

これは子どもだけに限らず、

自分自身や仕事関係の人も同じ。

 

自分自身を親の視点で見る。

仕事関係の人を思いやりのある上司の視点でみる。

自分やその人自身が

やったこと、できたことは何か。

 

「こんなこと…」と考えず

ただできていることに向き合う。

どんな些細なことを見逃さない

研究者、観察者の気持ちで事実を観る。

 

良いも悪いもないできたことを

見つめるだけで、

自分自身や他人と仲良くなれるのではないか。