蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

自分の強化ポイントをハイビスカスの鉢植えが教えてくれる

「やっと開いてくれた。」

6月末に妻への贈り物で買ったハイビスカスの鉢植え。
すぐ咲いて楽しめるように、つぼみがいくつかあるものにしたんですよね。
梅雨の時期とはいえ気温も高いので、花がひらくかなと思いきや全く咲かない。
それどころか、つぼみのまま落ちてしまう。

肥料を与えても、花は咲かないままつぼみは全部落ちてしまう。
「何でやろう」と思ってもよくわからない。
枯れてはいないので水やりだけはかかさなかったんですよね。
すると、つぼみが出始めたのが7月の終わり。

8月に入り太陽が照りだすと、今までぽろぽろ落ちていたつぼみが
しっかりと育つようになる。
中の花の色が見えるようになるまでになる。
一気に花が開くかと思いきや、そこから開ききるまでに五日かかる。
花が開いたときにはほっとすると同時に、こんなにゆっくり咲くのに驚きましたね。

日差しが強くなってから、しっかりと咲き始めたので、
日照時間という条件がそろうまでじっとしていたんだな、
置かれた場所で咲く」とはまさにこのことだなと思いましたね。

つぼみになっても、条件がそろわなかったから自ら落ちる。
日差しが強くならなくても、その日がくるまで準備をして待ち続ける。
チャンスが来たら、その機を捉えて花を開く。
周囲の環境が自分の望む状態になるまで、自分を変化させる。
環境が整ってきたら、行動を起こす。

つぼみが落ち続ける状況から花を咲かすまでの一連の過程をみていると、
自分の心のあり方を考えさせられる。
「これがあかん」「あれがダメ」と自分ができることをやる前に文句言ってる気がする。
まず行動。行動して、また改善点にあわせて行動。その繰り返し。
繰り返し速度をあげ、改善サイクルを回し続ける。
環境の文句を言うのはそこまでやってからやでと鉢植えのハイビスカスに教えてもらう

今の環境を変えるためにまずできることは何ですか?