覚悟一つで決断力を上げる
自分の決断力、行動力が落ちていると
感じる時がある。
心の軸が定まらず、なかなか決められず、
行動に移れない。
心の力を戻したいときに、
必ず読む本がある。
隆慶一郎著
『死ぬことと見つけたり』だ。、
江戸時代中期に佐賀藩の武士の心得を
まとめた「葉隠」を元にした時代小説。
主人公は毎朝起きると、
出来る限り事細かに己の死の場面を
想念し、実感し、入念に死を覚悟する。
予め死を覚悟しておけば、
一日に起こることは全て
違う世界のものになる。
毎朝、死を覚悟しているため、
日々の判断、行動も迷いがなくなる。
作品の中では死を覚悟していると
後始末を考えずに行動することで
起こる人間ドラマが描かれている。
あれもこれもと考え出して、
行動に移せないときは
頭をスッキリさせるために
この本を読んでいる。
日々の行動で色々と悩んで動けない。
そんなことがある方にオススメの本です。