お互いの前提が揃っているからフィードバックできる
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2020年10月10日 蛻変の記206号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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今日は娘の好きな企画がテレビでやっていたので、家族で見る。
ハマっているのは一流スイーツ職人がコンビニスイーツ10品を判定するというもの。
10位から1位まで、スイーツを順位ごとに7名の審査員が試食する。
一品ごとに判定し、合否を判定していく。
この企画は娘が必ず見る。
初めは付き合いでみていたのですが、だんだんと自分もハマってきたんですよね。
コンビニスイーツが美味しそうというのはあるのですが、見たいなと思うようになったのが一流スイーツ職人たちのコメント。
不合格の品のときなど、「生地が美味しくない」、「新しいものを作ろうとしてるだけ」と辛口なものも。
どのコメントも自分がフィードバックをするときの参考になることが多い。
まずどの審査員も前提が揃っているですよね。
コンビニという流通の仕組みの中で賞味期限はある程度必要になる。また、この設定価格であればという視点に立たれているんですよね。
前提が揃った上で、職人の満足いくレベルに達しているかを判定する。
自分の基準に対してどれぐらい離れているかをコメント。
放送の中だけかもしれないがどれもフィードバックで終わる。
たまにアドバイスをされる方もいるが、「こうすべき」ではなく「こうしたら?」という提案なんですよね。
お互いの前提を揃えた上で、フィードバックする。アドバイスには基本的には踏み込まない。
ここの姿勢は大事だと思うんですよね。
相手との関係ができてなければ、フィードバックですら受け入れがたいのに、アドバイスまでしたり、されたりすることがある。
頼んでもないのにアドバイスほど迷惑なものはない。
プロのフィードバックをみることで、自分の姿勢が改まる
「フィードバックをしあう関係になるために何をひますか?」