蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

二兎を追っても一兎をも得ないのに、三兎を追ったら同じことになるよね

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2021年1月29日 蛻変の記293号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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昨日は参加しているオンラインサロンで毎週開催しているスナックに遊びに行ってきました。
サロンメンバーがオンラインで集まって気ままに話すだけのゆるーい時間を過ごす。
テーマもなければ無理くり話す必要もなし。
耳だけ参加という話を聞くだけという参加もあり。
耳だけ参加だと話が盛り上がっている飲み屋にふらっと入って、
誰ともからまず一人で飲んでいるような雰囲気が味わえる。
そんなまったりとした集まり。

昨日はブログを書かないとと思っていたら21時にスナックが開店。
耳だけ参加にして文章を書きながら参加しようと試みる。
面白い話に思考が持っていかれながらも、ぼちぼち書いているとMessengerの通知が上がる。
「何やろう」と思ってみると、Clubhouseへの招待に関する案内がくる。

Clubhouseとは音声版Twitterとも呼ばれる音声でコミュニケーションするプラットフォームのこと。
仲間内の雑談を公開しているイメージでしょうか。
昔のMixiと同様に招待制のため、誰かに招待されないと入れない。
ユーザー1人が持つ招待枠は2つ。
やってみたいけど招待がないとできないという状況。
私が参加している澤円さんのオンラインサロンでは、
サロンメンバーで招待をリレーしていくという素敵な取り組みが起こる。
そこにちゃっかり乗っかっていました。
あとは順番が回ってくるのを待つだけだったんですよね。

リレーが順序よく進み、Messengerで招待しましたという連絡がくる。
「きた~~」と思い、スナックの会話もブログのこともそっちのけで
Clubhouseのインストール作業に没頭する。
一通り作業を終え、自分の次の人に招待リレーのバトンを渡す。
インストールが終わったからブログに集中するわけもなく、
Clubhouseがどんなものかをいじる。

なかなかおもろいなぁ~と思っているうちに時間がどんどん奪われていく。
遊びたい気持ちが強すぎて、ブログを書かなくてもええかなぁと悪魔の囁きに負けそうになる。
なんとか気力を取り戻し、文章作成を再開。
ついでにスナックの音声を聞くのも再開してしまう。

これは完全に失敗でしたね。
耳から入ってくる音声と自分の頭の中で文章を考えるのが混線する。
頭で考えている文字のところに、耳から入ってくる音声が邪魔をする。
耳の方に意識を持っているところに文章を考えようとしてもグチャグチャになる。
駅についた満員電車のドアが開いたときに、降りる人と乗ってくる人が同時に動き出すようなもの。
頭の中から文字を出そうとしているのに、耳からどんどん入ってくる。
結果、駅から動けない。

そんなん当たり前やろと思われるかもしれない。
楽しみにしていることとやりたいことを同時にしてまえ、という勢いのみでやってましたね。
実に浅はかな考えでした。
結果、文章が全く進まないため、スナックは諦め文章作成を優先。
なんとか終わらせて、スナックに戻って耳だけを解除して会話に参加しました。

育児が終わったから声出せるんですかみたいな温かいお声がけをいただく。
上記の顛末を話すと「そら、だめですよ」と指摘をいただく。
脳科学や哲学を学ばれている方々がいらっしゃったので、
日本語を耳で聞きながら、自分の文章を書くのは脳のパフォーマンスを下げる要素しかないよと教えてもらう。

できる人もいると思うかもしれない。
それは脳内で高速にスイッチしているから。耳だけ、文章考えるだけみたいに。
脳はシングルタスクしかできないため、言語野を同時に動かすのはほぼ不可能。
ラジオ聴きながらできるとおもっているのも同じ原理で、聞いてないかパフォーマンスは落ちている。
どうせ聞くなら言葉がわからない歌かインストルメンタルが良いよとアドバイスをもらう。

昨日はオンラインサロンのスナック、ブログの文章作成、Clubhouseのインストールと
3つをいっぺんに同じ時間でやろうとしてましたからね。
自分のアホさ加減に呆れます。
脳は並行処理ができないことを自覚しつつ、意識して何かに取り組むときは一つに絞る。
あたりまえやろうと思うことを着実にやっていこうと思います