蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

自分でできるようになってもらうには、お口チャックしないとね

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2021年1月30日 蛻変の記294号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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平日の朝は時間との戦い。
我が家の場合は、朝の約束事を小学2年生の娘が時間通りにできるかで戦争になっています。
6時20分に起きて、歯磨き、洗顔
それが終わったら一分間速音読を3つして、
学校の持ち物を用意して、朝ごはん。
食べ終わったら着替えに、身支度してピアノ練習をして7時40分に登校。

時間にして1時間20分の出来事。
こうして書き起こしてみるとめっちゃやらしている様にも見える。
起きる時間からやることまで娘と相談して決めたこと。
なので、一応押し付けているわけではないんですが、毎日、時間に追われています。

我が家で一番ネックになっているのが朝ごはん。
リクエストを朝になってから聞く。
さっさと希望を言わない場合は、親の気分で作る。
この朝ごはんのリクエストを言おうが言わまいがに関わらず、娘は何かしらケチをつける。

このところ、そのケチのつけ具合がひどくなってきた。
さすがにイライラがたまってくる。
今年は温厚モードが継続中なので、キレることはない。
イラつきをぶつける代わりに娘に
「週末の朝、あなたが家族三人分のご飯を作るのはどう?」と提案する。

やってみる!と娘の了承を得たので今朝挑戦しました。
妻がサポートに入っての初めてのチャレンジは卵料理。
卵を割ってかき混ぜる。
スクランブルエッグを作ると勝手思い込んだ妻があれこれ口を挟む。
その口撃に娘がイラつき、作りたいのは「パパが作る卵焼き」と反撃。
思わぬ反撃に「はじめから言えよ」と思いつつママと交代。

落ち着いて見てようと思いながらもザワザワするんですよね。
卵を混ぜようとするとボールから出そうになると、心配になって口を出す。
焼くのを任せようと思っても、やらせるのは鍋の取っ手を持つだけ。
できた卵焼きを切り分けるのも、はじめは娘の手を持って一緒に切る

一通りやってから、父親として反省する。
口や手を出すことで、娘のチャレンジする機会を奪ってたんですよね。
卵がボールからこぼれないようにしたり、やけどしたり焦げ付かないように手を出したり。
こうしたらこうなるよね、という経験ができていない。
親の敷いたレールを走らせているだけ。

成功のイメージをつけるといえば聞こえはいいが、
親の持つ上手いことできたよという理想を押し付けているんですよね。
せっかく魚を釣るのではなく、釣り方を教える機会だったのに、
自ら魚を釣ってしまう。
最低限の安全だけを確保して、歯を食いしばって見る勇気がなかった。
自分で考え行動するようになるには、口出し手出しは無用ですよね・・・