蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

言わんでもええかなと思うことは伝えた方が良い

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2021年2月3日 蛻変の記297号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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言わんでも分かるかなぁと思うことは、言った方が良い。
私だけかもしれないですが、「いつものことやから、ええか」と思うと、伝えない。
伝えなかった結果、「あれ!?」となることが多い。

「当たり前やろ」と言われるかもしれない。
自分の中での前提が相手との共通理解になっているはずとなっている。
だから言わない。言わないから結果がずれる。

今日もそんなしょうもないことをやらかしました。
娘の習い事に妻が付き添いで行くのを車で送る。。
習い事が終わってから、買い出しに行くのがいつもの流れ。
買い物に行く前に妻が財布を忘れたことに気づき、
「財布忘れたからどうしよう?」というLINEが入る。

財布を届けるためだけに行って、買い物を待つのが嫌だった。
買いたいものを選んでもらい、精算するタイミングで行けば合理的と自分の中で判断する。
精算するだけにしといてねと言わなくても通じるかなぁと思い、
「いつもの買い物が終わる時間に財布を届けるよ」とだけ返信する。
「分かった」と返しが来たので、時間通りにお迎えに。

待ち合わせ場所につくと、「買い物行くから待っといてくれる?」と妻から一言。
「精算だけでしょ?」と返すと、「これから選びに行く」
そこで伝わってなかったことに気づく。
ワンちゃんを連れて迎えに行っていた。
その状態で買い物は待てないため、何もせずに帰宅することに。

車の中で「品物選んで待っといてほしかったんやけど・・・」と伝えると、
「あっ、そうだよね」という返し。
結構な待ち時間があったはずなので、何をしていたかを尋ねる。
習い事に全く集中していなかったため、説教をしていたらしい。

妻に話を聞いてみると、精算するだけにして待っているという考えはこれっぽっちもなかったらしい。
いつもの時間が都合がいいから、そうしているのかと思っっていたとのこと。
妻と私とで前提が揃っていなかった。
言わなくても分かるかなぁと思いひと手間省いたことで生まれるすれ違い。
夫婦間でもあるのに、仕事の関係であればなおさら。
ひと手間省くことで、ズレが生まれる。
早めに気づけばいいけれど、気づくのが遅れるとぜんぜん違う方向に進む。

手間はかけても自分の話の前提は相手に伝えたほうがいい。
伝える前に言ったほうがいいかなということは大抵相手の頭の中にはない。
知ってるよと言われるくらいでちょうどよいかなと思います。