蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

桜餅から気づくコミュニケーションのズレ

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2021年4月4日 蛻変の記320号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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関東圏に住むようになって10年以上たちますが、
初めて桜餅が関東と関西で違うことを知りました。
生菓子を置いている和菓子屋さんに行くことも、
スーパーで和菓子コーナーに立ち寄ることもないので気づくことがなかったんですよね。

今日は妻と娘が電車に乗って埼玉県川越市に遊びに行っていました。
最寄り駅まで車で迎えに行き、家までの車中で
「お店で食べた桜餅が美味しかったから、お土産にも買ってきたよ」と娘から報告。
「桜餅食べれるようになったんやね」と言うと、
「今好きなお菓子、一位!」と笑顔で返してくれる。

娘はお餅が得意でないのに珍しいなぁと思っていた。
子どもが食べないので和菓子自体も家で食べることはほとんどないんですよね。
「家帰ってからも食べるからね」とかなりのはまり具合。

帰宅してから「これ!」と見せてくれたのは「あんこがピンク色のクレープにくるまれているもの」
「これが桜餅?」と反応すると、「これが桜餅じゃなかったら何?」と返される。
Google先生で画像検索して、「パパの言っている桜餅はこれ」とおはぎみたいな形をした桜餅をみせる。
娘にとってはクレープ状のものが桜餅と刷り込まれたので、
おはぎ状の桜餅が別物として認識されている。

自分が無知なだけなのですが、関東風のは長明寺、関西風のは道明寺というんですね。
初めて知りました・・・
今は全く思いつかないのだが、
同じ言葉でも地域によって内容が全く違うのは他にもあるのだろう。

言葉としては言っている方、聞いている方が正しくやり取りできているのに、
理解しているものは全くの別物。
自分の使っている言葉が相手にとって別のイメージがあるかも?と気にかける良いキッカケ。