蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

違う答えが欲しければ、問いを変える

仕事のタスクが立て込んでいる同僚への声掛けで気づいたこと。
「大丈夫?」と声を掛けると、大抵「大丈夫!」と返ってくる。
その言葉を信じて、任せていると本当にどうしようもなくなってから
「無理そうです」と宣言される。

私から見ると、無理そうに見えるから声を掛けている。
相手から「大丈夫!」と言われてしまうと
相手を否定するわけにもいかず、それ以上突っ込めない。
そんなことを繰り返していた。

同じことを繰り返すことほどアホらしいことはない。
先回りして作業するや無理やり手伝うなんてことをせずに
問いかけだけで自然とヘルプに入れる何か良い方法ものかなと考えていた。

大丈夫って聞いて大丈夫って答えが返ってくるなら
「無理そう?」って聞いたら「無理」って言ってくれるのではないかという
仮説を立てる。
以前、大丈夫と聞いてやっぱ無理と言われたことのある人に試してみる。

前は即答で大丈夫と言われたのが、「うーん、何とか」みたいな煮え切らない返答。
間があったので、「答えにくそうやったけど」みたいに突っ込んでみると
「手伝ってもらえると助かります」みたいなこちらが望んでいた答えが返ってくる。

元々、私相手に言いにくい関係性なのでは?と思われるかもしれない。
そうだとしても、大丈夫と言われて時間だけ浪費していたときから比べると大進歩。
言葉の使い方を見直すだけで結果が変わる。
他にも問いかけ方を変えるだけでも、
結果が変わるものがあるかもしれない。

「普段と違う問いかけをするとしたら、どう声をかけますか」