蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

観葉植物のキノコと良いところ探し

「いつの間に、こんなに大きくなったの?!」

リビングにある観葉植物の根元に、立派なキノコが生えていた。
ぶなしめじくらいのサイズのものが一本、しっかりと育っている。

いつの間にというのもそうだが、ここまで大きく育っているのに
全く気づかなかったことに驚く。

リビングで毎日、目にするところにあるにも関わらず、
しっかりと大きく育つまで気にもしなかった。

自分が見ようともしていないところでも、しっかりと成長する。
自分の身の回りにいる人も同じ。

私が気に入らないところや誰かにとって悪いところは気づきやすい。
人知れずコツコツやっていることや努力していることが花開くのは
しっかりとした成果が上がるまで気づかれにくい。

気づかれにくいようなちょっとした成功を積み重ねているからこそ
大きな成果につながっているはず
チームメンバーが、このちょっとした成功を挙げているときに
気づいて「いいね」ができると、メンバーのやる気は高まると私は思う。

自分が新しく取り組んだことが、ちょっとうまくいったなと
内心思っているときに、「良かったね」と言われるのは私は嬉しいもの。
褒めてもらったことが嬉しいというよりも、
見てくれていると感じられるのが嬉しい。

自分の業務に集中していると、周りの人のちょっとした変化には
気づきにくいもの。
自分が忙しいくしていてもいかに周りにアンテナを立てられるか。

家の中のキノコが大きくなる前に気づけるぐらい
自分が周りの小さな変化に気づければ、
周囲との関係も良くなっていくはず。


「周りの人の変化を見落としていませんか?」