相手のメリットから考えたら、自分の欲しいものも手に入る?!
「なんで買ってほしいの?」
娘と買い物でおねだりをすると、必ず言われる言葉。
2歳ぐらいのときから私が聞くようになったので、
6年近く飽きずにやっています。
昨日、買物に一緒に行ったときのこと。
最近は娘は「鬼滅の刃」にハマっているので、
グッズが付いているお菓子を探すのに夢中になっている。
お菓子売り場をみて目当てのものがなかったらしく、ションボリしてたんですよ。
買い物がてら売り場をブラブラしていると飲み物コーナーで
ヒロインの禰豆子が口に加えている竹筒風ステンレスボトルが付いた
サントリー伊右衛門特茶500ml 1ケースを発見。
ウキウキして「パパ、これ買って!」というも、
「何で買わなあかんの?」と即答で返す。
諦めるかなと思ったら、
娘:「パパは最近毎日走ってるよね?」
私:「そうだね」
娘:「痩せたいんだよね?」
私:「そうだね」
娘:「CMでやってた脂肪を落とすサポートみたいなの欲しいっていってたよね?」
私:「そうだね」
娘:「これも1日1本飲むと痩せるらしいよ?」
私:「そうだね」
娘:「変なお薬(サプリ)買うとママ怒るよね?」
私:「そうだね」
娘:「なら、これのがいいじゃない?パパも私も欲しいのが一緒になってるよ。
これでいいじゃない?」
私:「わかったよ」
バカ親で申し訳ないのですが、相手ゴトで交渉してきたのに驚いたんですよね。
いつもなら「なぜ自分がコレがほしいか」とか「勉強やならいごと頑張る」とか
自分のアピールの対価としての交渉のワンパターンだったんですよ。
ロジカルではないかもしれないけれど、決定権の持つ人の関心事に訴えかけるのは
仕事の場でも同じだと思うんですよね。
自分アピールするだけでは当然、聞き入ってもらえない。
「相手にとってどういいか」という相手のメリットに、
自分の利点を混ぜ込むか。
自分の望む結果を相手が受け取りやすい形で伝える。
相手にとっての自分ゴトになると自分の要望が通りやすい。
自分の思いが強いほど相手のメリットを意識したいものです。
「伝えたいことに相手にとって良いことは入っていますか?」
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