蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

人に応援してもらうというスキル

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2021年5月5日 蛻変の記340号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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鉄は熱いうちに打て!とばかりに思い立ったら即行動を心がけています。
今回、行動に移したのは娘がサッカーをしたいという気持ちに応える。

昨日は天気が良かったので、友人家族とスワンボートがあるような大きめの公園に遊びに行く。
そこでサッカーボールを友人がもってきていた。
友人の子ども二人とうちの娘の子ども三人に私が混ざって遊ぶ。

3対1か2対2でボール回しをしたり、
私がもっているボールを子ども三人がかりで奪ったりしていました。
プロでサッカーをしているわけではないので、子ども相手とはいえ本気になる。
大人が真剣になるのは子どもにも伝わるのか、子どもたちも楽しげなんですよね。

運動が嫌いで誘ってものってこない娘がキャッキャ言いながら遊んでくれているのに
親としてはうれしくなる。
娘のよろこんでいる姿を見るにつれ、もっと遊ぼうという気になるんですよね。
疲れた!となるまで運動嫌いの娘にひとしきり遊んでもらう。

帰りの車中で「またサッカーやりたいなぁ」と娘がぼそっと独り言。
そんなことをいってもスポーツに関しては一回限りで終わるのがこれまでの流れ。
それが今回はまだやる気がくすぶっていたらしく、
今日の15時くらいにまたサッカーボールでドリブル出来るようになりたいと
アピールしてくる。

そのアピールに妻も心が動き、速攻でサッカーボールを買いにいく。
家の前でインサイドキックとドリブルの練習に取り組む。
やる気スイッチが入ったようで、
「これから週一回はサッカーの練習の時間を作る!」と宣言するまでに。

やりたいという気持ちがあるときにそれを声に出せるというのは大事。
家族とはいえ素直に自分の気持を伝えられる環境になっているようで
親としては少し安心する。

自分をフォローしてくれるように頼める環境がある上で
お願いしたときに助けてもらえられるような存在になっていると
ものごとが前に進みやすい。

そんなことを思いながらSNSを見ていると
芸能人のセカンドキャリアの支援をしている会社を特集したというニュースが流れてくる。
その特集の中で支援している方がのセリフが印象に残る。

 「自分の力だけじゃなく、周りの力を借りながらもしっかりやる。
  応援してもらうスキルが高い」

人を巻き込み、自分の夢を叶えていく。
娘に関して言えば、人に応援してもらうスキルの基礎を
家族というチームの中で育まれているかなと感じる。

たまに親の論理で潰してしまうこともあるけれど、
「自分はフォローしてもらえる」という家の中でついた自信が
外でも発揮されるようになってもらいたいと思ったこどもの日の午後