蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

日々の押しつけで価値観のレールをしく

週末は娘と向き合う時間。

娘の勉強に付き添うことでいろんな悩みが出てくる。

「自分がやりたいことを邪魔しているのではないか」
「自分で決める力を奪ってないか」
「娘の人生のレールを引いて走らせていないか」

自分の中にドロドロしたどす黒い感情が湧いてくる。

今日も「何、勉強するの?」と聞くと
「パパが用意してくれたものをやる」と返される。
「自分で決めていいよ」とさらに聞くと
「パパが用意して」との答え。

このやりとりで娘の中にしっかりとした価値観が出来上がっていることに
気付いたんですよね。
「自由にして良いと言って、後から文句言うでしょ」だから
「勉強について私は自分では決めない!」

これまでの親としての接し方として、突きつけられるやりとり。
梅雨の天気のように自分の心の中にどんよりとした思いが広がっていく。

これって自分で蒔いた種なんですよね。
娘がやろうとしていることに対して、
「将来こういう夢があるのなら、こうすべし!」と私の価値観に合わないものを
日々、矯正した結果、娘の中に「自分の意思を持たないほうがいい」という
意思決定基準が出来上がる。

前に書いた「キノコ」の話みたいに気づかないところで成長して、
気付いたときにはしっかりと大きくなっている。
植え付けている価値観はまだ気づけていないだけで他にもあるはず。
親という立場を利用して、自分のべき論を押し付けている。
自分では意識していないだけに余計にたちが悪い。

娘の人生は娘のもの。そもそもの関わり方から考え直さないと・・・

「XXすべきと誰のために言っていますか?」

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