母親から教えてもらった意思決定基準
今日は自分が母親からこの世に送り出してもらった日。
誕生日だからプレゼントちょうだいとか祝ってよ!みたいな気持ちは
元々少なかったような気がする。
何の本かは忘れてしまったんですが、読んだ本の影響を受けて、
自分の誕生日は産み育ててくれた親に感謝する日と自分の中でなってます。
大学に入ったくらいにはそんな気持ちを持っていた。
自分に娘が生まれてからは、その気持が強くなっています。
小学生の頃からあれこれ指図しないと気がすまない上に、
自分の機嫌次第で怒るポイントが毎日変わる。
昨日良かったことが、今日はダメ。
許さんとまで言っていたことが、突然良くなるなど、
「何やねん」と思うこともしばしば。
自分が高校生くらいになると、「あんたがしたいんやったら、したらええ」と
自分の希望を後押ししてくれたんですよね。
安定した道を歩んでいる姉や兄と違い、コレがやりたいと言ったと思えば、また違う道に進む。
あっちへフラフラ、こっちにフラフラ。
一向に落ち着かない私に対して「やりたいようにやればいい。後悔はしたらあかん」と
常に励ましてくれる。
母親自身が大学を卒業してすぐ結婚。子育てに負われる毎日を過ごしていたのかもしれない。
私がフラフラしているときの「やりたいようにやればいい。後悔はしたらあかん」は
自分の中での意思決定基準になっている。
おかげで、自分の中で何かを決めるときに「後悔しない方」という基準ができあがり迷うことがなくなった。
自分の親に孫が出来たこと以外の恩返しらしいことはできていない。
親の目からみたら私自身未だにフラフラして心配らしい。
そのコト自体はあながち的外れでもないのだが、親として目が離せないと思わせて、
気をはらせているのも恩返しの一つかもしれない
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