親のこだわりが遊び心を制限する
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2021年6月12日 蛻変の記361号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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今日、親戚から荷物が届く。
娘の誕生日が近いからと送られてきた。
箱を開けてみると茶碗、茶筅、茶杓に薄茶用のお茶も入っていた。
自宅で茶道を教えている叔母からのプレゼント。
お店などで見たことはあっても、間近で茶道具を見るのは初めての娘は興奮気味。
普段触ることのない道具にあっという間に心を掴まれる。
親バカながら娘の良いところは
知ってるけどやったことがないものへのチャレンジ精神が旺盛。
やることが終わったらやりたい!とアピールしてくる。
薄茶を点てるのは親としても安心して取り組める。
茶碗とお湯に注意すれば、焦げるとか怪我をする心配もない。
自由にしていいよと言いやすいんですよね。
私自身かじった程度な上にこだわりがあるわけではない。
「こうすべき」とか「これしたらあかん」とかがないんですよね。
自由にやらせられて見本と違うことを体感させられる。
「こうしなさい!」ではなく
「どうしたら良い?」と素直に言える。
「何でそうなるかなぁ」と心の中で思うこともない。
そういうときは娘も心から楽しそうなんですよね。
娘の屈託のない笑顔を見るにつれ、
自分の普段のこだわりの強さを反省する。
弱いつもりで強いのが自我とはよく言ったものです。