蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

「何が言いたいの?」と言われない3つのこと

「何を話しているのかわからなくなってきた」

対面しての打ち合わせでも、リモートでの打ち合わせでも、
自分としては話を聴いているつもりでも理解できなくなるときってありませんか。

議論が上手くかみあわない打ち合わせだとこういうことが私にはあるんですよね。
リモートだと話を聞いている人たちの反応がないため、
自分がわかる話し方になり、一文が長くなっているような気がします。

相手の反応が見えない状況で話す場合、
一文を短くして話すだけでも理解しやすくなると思うんですよね。
話すときは「漢字をひらがな」の変換して伝え、
受け取る方は「ひらがなを漢字」に変換して理解する。

変換しながら伝え、変換しながら理解する。
一文が長いとこの変換している間に前の方が抜け落ちてしまい、
何を言っていたのかがわからなくなってしまう。
長ければ長いほど前後関係が崩れるので理解しにくくなる。

変換して理解している人にわかってもらうためには次の3つのことが大切かと思います。
①ゴールを示す
②できるだけ単文で伝える
③最後に一文でまとめる

①ゴールを示す
まず何を伝えようとしているかがわかるだけでも聞いている方は心構えができる。
質問なのか、意見なのか、感想なのかまずは自分が伝えたいことをはっきりさせるだけでも
話を聞く側は準備ができるように思います

②できるだけ単文で伝える
ゴールを示したら、一文を短くして伝えていく。
ここでも気をつけたいのは、「~ですけれども」とか「~だが」みたいに言いたくなるのを我慢して、
「〇〇は~~です」となるようにする。
つなげたい場合は、接続詞を用意したら相手は聞きやすくなるのではないだろうか。

③最後に一文でまとめる
最後に自分が言いたかったことを一文でまとめて、最初に提示したゴールと合わせる。
途中で自分が言いたいことが迷子になっていても、最後が伝えていたゴールと一致していたら、
相手に受け取ってもらえる形になるかなと思います。

こういうコト話しますよと示してから、ポンポンと短く伝えると
「どういうことが言いたいんだろう」みたいなことは少なくなるのではないでしょうか。

「自分の言葉を短くするにはどうしますか?」