蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

懐の広さとは自分と心の壁との距離

チームの状態が良いと、メンバーからの自分への指摘も素直に受け取れる。
同じことを言われるのでも、自分の受け取り方が違うのかもしれないですね。

メンバーに打ち合わせの予定を入れてもらったときのこと。
打ち合わせの内容的に1時間はとりたい。
出席者全員のスケジュールを確認すると、
全員が空いているところは30分しかとれない。
30分でも打ち合わせをしたいと予約を入れてくれる。

時間が足りないのはせっかく予定を合わせるのにもったいないなぁと
私は思ったんですよね。
改めてスケジュールを確認すると、調整を難しくしていたのが二人だけ。
私ともう一人。

自分の入っていた予定は重要度が低いものだったので問題なし。
もう一人に連絡をとり、1時間確保してもらう。
これで障害がなくなったので、予定を設定してくれた人に、こんな感じで連絡する。
「10時開始の1時間枠で設定し直して。
 もう一人の予定も確認取れているから大丈夫。」

自分のことについては書いていない。
変更をお願いしている本人が指定している。
その時間に先約が入っていようが無視してもらえるかなと思ったから。

分かってもらえるかなと思ったらメールの返信が来る。
「先に予定が入ってますけど、大丈夫ですか?」
相手からすれば、念の為の確認。

私は人間として成長途上のため、
さほど仲良くない人からこういう返信をもらうと、イラッとくる。
「本人がこの時間にしてと言っているんやから、わかるやろ」と思ってしまう。
信頼関係が出来上がっている人だと、「気遣ってくれてありがとう!」となるんですよね。
我ながら最低だと思うが、本当にこういう心の動きになります。

このようなことがあると、自分の中でチームと捉えている範囲が明確になる。
自分で引いた線の内と外とで対応がぜんぜん変わる。
器の大きい人と言われるのは、自分がいい人でいられる領域が広いと思うんですよね。
懐が広いとも言うかも知れません。
三者にそんなふうに言われるには、
日々、より外側に線を引く、円を広げていく意識が必要かなと思います。

同じことを言っているのに、受け入れられる人とそうでない人とはどこに違いがありますか?

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