蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

できない、くれないを言う前に自分の胸に聞く

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2020年9月24日 蛻変の記190号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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最近、「XXしてくれないから、〇〇できない」という人の対応に頭を悩ましています。
組織図や体制図で下の人から言われると、グサッときます。
チームとしてやること、やるべき方向は決まっているなかで、
立場上、下の人にわかりやすく、動きやすいように伝えられていないのは
完全にこちらの落ち度。
私に非があるとしてもこんな感じの要求がくると、流石にへこみます。

・適切な指示をしてくれない
・確認する時間をとってくれない
・情報が全て開示されていないので仕事の全量がわからない
・困っているのにアドバイスをしてくれない
・スケジュールに隙間がなく気軽に相談ができない

こういう指摘をもらうと「ありがたい、ありがたい」と心の中で唱えて
自分を省みる機会と自分に言い聞かすようにしています。
ありがたいと思いながらも人間ができていないので、「はぁ?」と思うときがあります。
文句を言われるのは仕方がないとしても、
言っているあなたは「どこまで何をやったんですか?」と聞きたくなるんですよね。
自分の巣からは一歩もでずに、ピィーピィー鳴いているだけ。
自分の子どもでもないのに、巡回してエサをあげないといけないのという気持ちになることも。

私にとってではありますが、
一緒に仕事をしていてやりやすい人は自分でできるところまで動く。
その上で提案なり、相談なりといったコミュニケーションを自分からとってくれるんですよね。
自分の行動の目的や内容を自ら発信した上で、相手を巻き込む。
こういった人は不満を言う前に、
「自分にできることは何か」を自問自答して行動に移しているんですよね。

自分自身が「あの人が〇〇してくれない、周りがXXしてくれない」と言ってばっかりだよねと周りから指摘されたくはない。
そうならないよう自戒して、ものごとには当事者意識を持ってあたりたいものです。

不満を言う前に自分でできることは何ですか?