蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

自分の経験からくる体の声に素直になる

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2020年11月2日 蛻変の記229号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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昨日、心が疲れていたので週末は休息に努めたという話をしましたが、
今日もその続き。

週末休んだからといって心の状態が完全に元通りになるわけではなく、
まだどこか気だるいものの久しぶりに体が動く感じがする。
いつもの調子を100とすると60くらい。
普段に比べると低いものの、週末が30くらいだったので、
私の感覚ではだいぶ調子良いように感じたんですよね。

しんどいときには無理をせずに休息に努めた結果、好転し始めたのかなと。
「いまは休みどき」という判断が下せたのも、2つ心がけていたことのおかげかなと思います。

それは
・常に自分の状態をチェックする
・基準となる状態をもつ
の2点。

1つ目は自分の心と身体の状態を常にチェックするようにしているんですよね。
何か心が動いたときや、その時の体の状態をメータのように図る。
普通の状態が真ん中で、プラスに触れているのかマイナスに触れているのかを感じる。
心がマイナスに触れているとき、体まで持っていかれないように、
心の状態を整えようと試みます。
マイナスに一気に落ち込んだ場合には整えようがない。

そのときに役立てているのが二つ目の「基準となる状態をもつ」です。
心が落ち込んでいても、体がそこまでではない場合、自分の行動で好転することもあります。
これ以上いくと自分が何もかも投げ出したくなったり、動けなくなったりといった
マズいという心と身体の状態を自分の中に持っているんですね。
その基準に近づくと「休息モード」を発動するようにしています。
今回はたまたま週末だったので発動しやすかったですが、
平日であれば誰かにお任せして休むということを優先しています。
無責任じゃないの?と思われるかもしれません。
すぐに休息を取らないと、後々長期的に休むことになる。
誰かのためでなく自分の人生のため、
これ以上は無理をしないという基準を設けています。

大学院2回生のとき、心身ともに疲れ果てているときに帯状疱疹を発症して以来の習慣です。
論文作成しているときに将来への不安に悩んでいた時期でしたね。
帯状疱疹として出たのがきっかけになったのかはわからないですが、
そこから一ヶ月ほど無気力な状態に陥りました。
そのころは実家に引きこもっていたので、衣食住には困らずゆっくりできたのは幸いでした。
普通に生活出来るようになってからも、
体が落ち込んでいるのに心が無理させようとするときがあります。
そんなときはなぜか手に湿疹ができたり、帯状疱疹のあったところに神経痛がでたりとか体からメッセージが出るんですよね。
そんなときも迷わず休みを優先させています。

無理をすると取り返しがつかなくなる。
その経験から短期的には人に迷惑をかけるかもしれないけれども、
自分の状態を優先する勇気が持てるように。
誰の人生でもなく、自分の人生ですからね