自分の機嫌は自分で取る

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2020年11月3日 蛻変の記230号
今日も自分の中に起こった「？」や「！」を書いていきます。
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「ご存知でしたら教えて下さい」

仕事中に同僚からチャットが来る。
この書き出しのあと、自分の聞きたいことだけが書かれている。
普段は同じ業務についていないため、質問の背景が全くわからなかったんですね。
いつもの私なら「何で？」と目的を確認するところ。
質問者は「何で？と聞く前に答えてくださいよ」という人なので、
聞かれたことだけを答えることにしました。

質問に答えたので、やり取りは終わりかなと思ったところ、質問が追加で来る。
今回も質問に至った経緯が全く見えない。
「何のために質問してるんやろう・・・」という思いが強くなるものの、
問われたことには回答して対応完了。

やり取りは終わったものの、「何で目的を書かないのか」とモヤモヤ。
悶々とした気持ちになってきたので、自分の思いつくままに紙に書き出す。
紙に書き出された自分の頭の中にあった言葉。
それを客観的に見つめていると、気分が落ち着いてくる。
その中で見えてきたのは、自分が大事にしている価値観を自分で捻じ曲げたということ。

人に何か質問したり、お願いするときは必ず目的や背景を伝える。
聞きたいこと（WHAT)とその理由（WHY)は必ずセットにする。
というのが私が大事にしていること。
WHATだけでは自分が理解して行動できないため、必ずWHYを確認するというのも
大事にしている価値観でもあります。
WHYを理解していないものは動かない、という意思決定基準と言えるかもしれません。

今回の質問のやり取りでモヤモヤしたのは、
相手のスタイルを自分の大事にしていることよりも優先したから。
自分の価値観を他人に押し付けるのは良くないかもしれません。
かといって自分を捻じ曲げてまで、他人の価値観に付き合う必要はないのかなと私は思います。
今回の場合で言えば、私が動かないと相手は欲しい物が得られない。
自分が動きやすくなるように機嫌を取れればよかったかなと思いましたね。
相手の価値観を攻撃したり、否定したりする状況でなければ、
自分の価値観を体現する「我がまま」でいることは大事にしていきたいものです

「自分らしくあるために優先するものは何ですか？」