蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

新しい生活リズムをつくるために決めたこと

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2020年12月1日 蛻変の記238号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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今日から12月のスタート。
2020年も残すところ一ヶ月。

先月こちらで書いていたワンちゃんとのトライアル生活は無事に終わり、
新しい飼い主となりました。
一緒に暮らしはじめて2週間ですが、「まだ2週間なの?!」という馴染みぶりです。

今回ワンちゃんとの生活を始めるにあたり、当ブログの更新をお休みしました。
その理由について今日は書いていこうと思います。

このブログを4年半前に開設して書いては止めを繰り返していました。
今年の6月1日からは毎日継続して更新していました。
5ヶ月以上更新ができていた。
ワンちゃんとの生活が始まっても大丈夫かなとは思っていました。
1歳半のワンちゃんを預かるため、どのような生活になるかは全くが検討がつかない。
ワンちゃんと生活するには一日のサイクルを作り直す必要があります。
そのため、自分の中で整理したのが「やらないことを決める」というもの。

自分にとってはワンちゃんとの生活もブログの更新も大事。
それ以上に家族との生活、仕事ができる環境を整えるのが大切なんですよね。
家族の生活リズムに与える影響を小さくしながら、
これまでと同じように仕事に集中する。
ワンちゃんが来てからも「あれもやりたい、これもやりたい」という思いがわいてくるんですよね。
今後もやりたいことが積み上がっていく。
どんなスケジュールになるか分かっていないのに、
重要度も緊急度もバラバラなものから選びとるのは私にとっては結構しんどかったんですよね。

「やりたいこと、続けたいこと」といったDoの考えから、
「家族のありたい姿、ワンちゃんとの生活イメージ」といったあり方(Being)に目を向ける。
発想を切り替えたときに浮かんできたのがミヒャエル・エンデの『モモ』のイメージ。
ワンちゃんが来てからも時間どうぼうに時間を盗まれた人みたいにはなりたくない。
モモのように心にゆとりを持った存在でありたい。
ワンちゃんを含めた家族と仕事にゆとりを持って向き合う。
その一歩を歩むために持たない荷物を決める。
自分の荷物を削っていく。

荷物が減っていくと自分のやることも明確になると同時に時間も増えてくる。
そうすると、一つ一つにとりくめる環境ができる。
環境の土台を整えて、ワンちゃんが来てからリズムを整えていく。
あれもこれもという思いがなく、やることがはっきりしているので、
今ここ」に集中できる。
集中できることで楽しくなり、環境がどんどん整って来たんですよね。

やらないことを決めてたおかげで、自分が取り組むことだけに目が向く。
そのおかげでワンちゃん含めて生活リズムが固まり、
当初の目論見通りブログを再開できる余裕が生まれる。
ワンちゃんを迎え入れる前に自分の思考を整理できていてよかったと思っています