蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

言動が一致していないと自分では見えないタグが付く

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2020年12月4日 蛻変の記242号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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「何、勝手に延長してんの?」

職場の打ち合わせなど予定終了時間を誰にも確認せずにしれっと過ぎる。
この行為が本当に苦手です。
今はオンライン会議などで物理的な移動時間が発生しないため、
会議間の移動が数秒で済む。

自分の肌感覚なのだが、会議室で対面でやっていたときに比べて、
終了時間いっぱいまで話す事が増えたような気がする。
会議室を追い出されることもないため、私個人としては終わり時間がよりルーズになった気がする。

私はプロジェクト管理のお仕事でお客さまのところでしているため、
自分で司会をするときは会議の持ち時間を意識しています。
設定時間で終わらないのは自分の事前準備が足りない証拠。
そういうときは自分の考慮不足を恥じる。
自分の無能さを置いといて、残り時間をみながら、
延長してもよいか出席者に確認したり、別の日程を調整したりします。
「無断で時間を延長する」のはやらないようにしています。

スケジュールを調整してもらった時点で、出席者の時間を自分が預かっている。
会議では預かった時間で何をするかが非常に大事になってくる。
早めに終われば時間を出席者に返すことができるというふうに考えています。

今日は同じ仕事をしている同じ会社の人間とお客さまとで話していました。
もう終わるという雰囲気の中で自分の会社の人間が時間を気にすることなく話してたんですよね。
時間をしれっと延長したのは普段、私を指導する立場の人。
言ってることとやってることが違う」という典型的なパターン。
子どもに「信号を守りなさい」と言っている親が、車が通ってなければ自分の子どもを連れて赤信号を渡るようなもの。
自分はええけど、君たちは守りなさいはダブルスタンダードもいいところ。

一回でも大概だが、ダブルスタンダードの出来事が続くと周りの人から
「言うこととやることが違う人」というタグがつく。
他人のことが偉そうになんとでも言えるが、このようなタグは自分にもつく可能性は常にある。
言うこととやることの一貫性は保っていたいものです