蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

新しい習慣をつけるためにナッジを利用していたかもしれない

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2020年12月12日 蛻変の記251号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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2020年で新しく習慣化したことがいくつかあります。
量は問わず一日の時間のどこかで必ずやるようにしています。
筋トレ(自重トレ)、VoicyやYoutubeで学びのコンテンツを見たり聞いたりするなどがあります。
このブログの更新もそうですね。

今年に入って身につけたもので一番良かったなと思っているのが、
散歩の習慣です。
引きこもり生活の運動不足解消にルームランナーを導入していましたが、
運動時間はまちまち。
11月半ばからワンちゃんと生活するようになり、散歩が義務化される。
仕事の開始時間に影響が出ないように毎日同じ時間に起き、散歩に出かける。
夕方も仕事が一段落したら散歩に行くんですよね。
里親として迎え入れたワンちゃんが14kgくらいある中型犬なので、
30分以上歩くようにしています。
一日合計で1時間以上歩いています。

「散歩は体に良い」とよく言われますが、ここではその効果についての説明は省きます・
散歩のメリットについては以下をご連絡ください。
脳内科医の加藤俊徳先生の見解はこちら
精神科医の樺沢紫苑先生の見解はこちら

一日一時間以上歩くというのはこれまでもできたはずなのにやっていなかったんですよね。
これがワンちゃんが来てから、その時間を生み出すことができている。
今の自分にとって散歩の時間は24時間の中から天引きされているんですよね。
絶対に動かせない必ず実行するものとして予め抜いてある。
自分がやらないとワンちゃんが困るだけでなく、家族にも影響がでる。
その結果、「やる一択」なんですよね。

自分がやらない場合は家族からクレームが来るので、
それを聞くぐらいなら自分でやったほうが良い。
「損失回避」という話ですね。
ワンちゃんの散歩は基本は自分でやるという宣言を妻にしたので
一貫性の原理が働いて「自分がやるんだ」と刷り込まれている。

私にとってワンちゃんの散歩は
自分でやるという選択肢しかない上に家族からの明確な指示がでている。
 責任を放棄して妻の小言という負のインセンティブがある。
 家族に自分がやると宣言したことにより、約束を果たそうする
から習慣になったんですよね。

自分が意図せずナッジを自分に使っていたんだなと
昨日のセミナーの内容を思い出しながら感じましたね。
無意識で自分で自分を動かしていましたが、
より学びを深めて、意図して自分を動かしたいものです。