蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

人との関係を三次元の空間として捉えるとぶつからない(はず)

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2020年12月14日 蛻変の記253号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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人と接するときの心構えや姿勢を正す気持ちになったという話。

コミュニケーションを取る際の自分のあり方の教科書としているものがあります。
それは、音声メディア「Voicy」で配信されている「澤円の深夜の福音ラジオ」です。
第998回の中で語られていた人間関係を三次元(3D)で捉えるという話にハッとしたんですよね。

第998回の放送の中でこのように語られていました。
人間関係は上下や対等などの言葉があるように二次元で考えがち。
そうではなく、三次元で考えれば、上下や対等にという概念から開放される。
例えばとしてあげられていたのが星座の話。
人間の目から見ると平面で並んでいるように見える。
実際は別の空間に漂っているだけ。
右下の星が左上の星に対してディスることもなし。
それぞれがただ漂っているだけなんですよね。

この話を聞いて、自分のコミュニケーションのとり方にビシッと喝を入れられましたね。
小学2年生の娘に対して親としての言い分を押し付けるときがあります。
事あるごとに注意したり、指示したりすることがある。
そんなときにキツく言ってしまったと自己嫌悪に陥ることも。
親が使っている言葉をそのまま娘が使っていて、自分たちの過ちに気づくこともあります。

親と子という上下関係を自分が勝手に気づいた上で
「親の言うことを聞け!」という価値観の押しつけをしているんですよね。
そもそも、この考え方がかなり傲慢ですが・・・


家系図上は親と子という上下関係になっているだけで、
自分と娘とは30年以上時間軸がずれた中で生存している。
星座で考えればまったく別の空間にいる個体なんですよね。

同じ言語を使っていても、通信方式や通信手順も違う。
別の空間にいるんだからコミュニケーションが取れないのが前提で組み立てる必要がある。
一方的にこちらの星の都合を押し付けても、別の星では受け入れられない。
相手に受け入れてもらうには、自分が相手が受け取りやすいように対応する。

親と子に限らず、同じ会社の先輩、後輩など上下関係が強く感じられ、
自分の経験の中だけの話を相手に押し付けやすい際に
自分が気をつけないといけない姿勢だなと思っています。

一人ひとりが宇宙に漂っていながら別の星に住んでいる
家族といえども別空間と思うと、それぞれの文化、価値観で生活している。
それぞれの価値を尊重したコミュニケーションを取っていきたいと思います。
このように書いていながら、先ほどキツイ言い方になりそうだったので自戒を込めて。

voicy.jp