蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

失ったものにあくせくするより、今できることにフォーカスする

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2021年2月16日 蛻変の記308号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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「水曜日、授業発表会があるんだけど見に来てくれるんだよね」

昨日、学校から帰ってきた娘からの問いかけられる。
全く予定していなかったため、焦る妻と私。
小学校からの中止連絡が来ていたので予定そのものがなくなったと思い込んでいた。
そのため、全く行く気がなかった。

「中止じゃなかったの?」と聞き返すと今日もらったプリントにも書いてあると娘に指摘される。
改めて小学校からの連絡を見直すと、別の行事だった。
夫婦揃って思い込みと見落とし。

娘にお詫びをし、夫婦で水曜の午後の予定を確認し、妻が休みをとって行くことに。
今度こそ、見落としがあってはいけないとプリントを見直す。
そこには「事前に配布したピンク色の健康観察カードを記入の上、受付に提出してください」との記載があった。

「だいぶ前に捨てたな」
別の行事の中止連絡のときにもらっていたため、「要らんやろ」と捨てていた。
発表会への参加に必要な紙がないと知った娘は「どうして大事な紙を捨てるの!」と抗議していた。

捨てたものは仕方がない。
無いならもらえばいいと娘の連絡帳に「健康観察カードください」と記入し小学校に再配布を依頼する。
「先生がくれなかったらどうするの?」という娘に、
「その時はその時で考える。何とかなるし、何とかするよ~」と娘を説得。

どうなるかなと不安でしたが、結局、娘がプリントをもらってきたので、問題なく行けるようになりました。
今回はちょっとしたトラブルはあったものの、家族間でもめることなく対応できた。
これまでなら紙をなくした時点で、娘の不満に夫婦揃って怒り爆発させたり、
紙を渡すのが早すぎなど学校のせいにしたりと他者を責めるような考え方をしていました

それが今回は自分たちのできることに焦点を当てて、進められた。
娘にプリントをもらうのを依頼するだけで済んだ。
もしもらえなかったとしてもママ友にコピーさせてもらうとか、
当日、学校に行って交渉するとか別のプランも考えていたんですよね。

なくしたものは戻せない。それならばどうするか。
だめでもともと、ダメなら他の方法考えるというのができていたかなと思います
行動の目標がはっきりしていると手段が1つダメでも別の手を考えるものです。
今回のような小さなことでも、行動に移す前から諦めるのではなく、
自分が考えられる手段を実行に移すようにしておくというのは大事な習慣かなと思います。