蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

イラッときたときこそ、自分のやり方を見直す

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2021年1月5日 蛻変の記270号
今日も自分の中に起こった「?」や「!」を書いていきます。
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1月7日にも緊急事態宣言がでるかもという状況になっていますね。
小学生の子どもを持つ親として気がかりなのは、学校の対応です。
今のところ一斉休校はしないと言われていますが、どうなることやら。

三学期が始まる前に状況が変わって来ているため、
保護者あてに新型コロナの感染拡大防止への協力依頼メールが小学校から連日送られてくる。
小学校からのメールは私にとっては引っかかるときがあります。
私が度量の狭い人間だからというのはあるかもしれませんが、
「ふんふん」と読み切ることが少なく、「ん?」となるんですよね。
今回、引っかかったのはこの一文。

「登校後に体調を崩す場合があります。直ちに迎えに来る態勢を整えておいてください。」

何も気になることはないのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
我が家が共働きの環境だからか、子どもに何かあったときに、
保護者はすぐに迎えに来てください的な表現は引っかかる。
小学校側の立場も理解できるけれども、もう少し違う表現はないものかなと思うんですよね。

このようなメールをもらうと、自分を振り返る良い機会になっています。
特に「受け手のことを自分もどこまで想定できているのか?」と「自分ならどのように書くか?」とを
自分に問いかけています。

今回で言えば、受け手には共働きもいれば、専業主婦(夫)やひとり親家庭、日本語が得意でない家庭などなど考えられる。
これも他人が書いたものなので、批判しやすいんですよね。
普段自分がメールを書くときに、どこまで相手のことを考えて書けているかと言われると
はなはだ心もとなくなる。

次に考えるの自分ならどのように書くか?」ということです。
受け手の想定をした後に、自分だったらどのような表現を使うのかというトレーニングの機会にしています。
自分にお題をだして、ワークをしているような感じ。
今回の一文を自分ならこのように書くと思います。
「登校後に体調を崩した場合、症状によっては保護者に連絡する場合があります。
 その際はできるだけ早くお迎えにきてくださいますようお願いします。」
この表現が良いかどうかは別として、頭を使うトレーニングになります。

今回の小学校からのメールのように自分の中の正義とぶつかると批判しやすくなるもの。
他人を攻撃する気持ちが浮かんだときは、自分の行いを振り返る機会にしたいものです