蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

子どもの口論から学ぶ交渉の基本

友人家族と近隣の大きな公園へ

遊びに行ったときのこと。

 

子ども同士できゃっきゃっ言いながら

棒付きのアイスを食べていた。

友人の子どもはさっさと食べ終わり、

はしゃぎだす。

うちの娘はその様子を楽しみながら、

アイスを堪能していた。

 

のんびりアイスを食べている様子に

友人の子がしびれを切らし、

急かそうと娘の肩に手がぶつかる。

その拍子に食べていたアイスが落ちる。

 

娘は大泣き。

怒られると思った友人の子は呆然。

 

そこから、謝らせたい娘と、

謝りたくない友人の子で口論が始まる。

「謝れ!」「やだ!」のやり取りの繰り返し。

 

終わらないやり取りに、我慢できずに

口を出す。

友人の子と娘を引き離す。

友人の子は友人に任し、

娘に話を聞く。

 

娘の目から見て何が起こったかを

認識しているかの確認。

そのあと、どうしたいかを聞く。

娘の要望を整理した上で、

改善に向けたアクションの整理をして

親娘の話し合いは終了。

 

娘の話を整理していて、

仕事のことを思い出す。

 

当事者になっていると子どもたちのように

自説の正しさ、優位を主張するざかりで

なかなか引っ込められない。

三者が介入して、全体を整理してくれると

違う解決策を検討する余地が出てくる。

 

三者が当事者双方の見解に寄り添い、

それぞれに共感すると

新しい案も受け入れ易くなる。

 

当事者間で揉めて視野が狭くなる前に

三者の視点を持ち続けたいもの。

子どもと同じようなやり取りを

大人になってまで

子どものようなやり取りをしていることを

反省。

 

「相手の言葉を素直に聞くためは何に気を付けますか?」