蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

一つ登ったからこそ見えてきたもの

新型コロナウイルスの拡大で

落ち着かない日々を過ごしているが、

常駐先の会社で年度末表彰があった。

 

今年度はプロジェクトチームの立ち上げに

関わっていた。

チームとしてまとまり、メンバーそれぞれが

動きやすい環境づくりに貢献したとして、

お客さまから表彰いただく。

 

今年度は自分がチームビルディングで

学んだことを今のチームにどういかせるか、

を試行錯誤する日々。

知識を実践に移したことを

お客さまが受け入れて行動に移してくれる。

私自身はきっかけにすぎず、

お客さまが動いてくれたからこそ

チームとしてまとまっていった。

そのまとまりの良さを感じられるだけで

私にとっては充分な報酬だった。

表彰としてお客さまとして

目に見える形にしてもらったのは

チームの人たちも同じ思いだったのかと、

グッとくるものがあった。

 

表彰をされたものの

今年度の自分の取り組みを通して、

自分の中で自信と課題がはっきりする。

 

チーム員が顔を突き合わせて

仕事をする環境での

チームビルディングには

再現性のある取り組みができる

自信がついた。

 

見えてきた課題は2つ。

・自分のプロジェクトチーム以外への取り組み

・リモートでの関わり

 

一つ目の自分のプロジェクトチーム以外への

関わりについて。

同じテーマで部門ごとに

プロジェクトチームが立っている現状で、

自分のチームがまとまっていると

対立構造になりやすい。

 

意見はぶつかっても同じゴールをもった

より大きな共同体の意識を持たせるのには

まだ自分自身の視座が低いと感じる。

より高い視点への巻き込み力が課題。

 

もう一つがリモートでの関わり。

テレワークなどが増えてきて、

リモートでやり取りする機会が増えてきた。

すでにある程度のレベルまでいった

チームであれば今のところ問題ない。

 

チームの立ち上げからリモートでの関わり、

もしくはすでにあるチームに

リモートで参加される人が混じると

言った場合に悩みの部分が多い。

 

伝える言葉の使い方、

話を聞いているときのアクションや

文字だけでなくコミュニケーションでの

雰囲気づくりなど

より「言葉」の使い方に課題を感じる。

リモートならではの自分自身のあり方が

ふわふわしている。

 

他にも課題はあるのだろうが

今見えているのはこの2点。

表彰してもらって満足ではなく、

自分を成長させたいところに

目がいったことに今は満足している。

 

「今より高い山に登るとき、まず取り組みたいことは何ですか」