蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

夢を実現させるために運を加速させる

「ゼロ」と「イチ」には

天と地ほどの差がある。
自分の中の世界を広げるために
「毎年10回以上新しいことにチャレンジする」

一見するとどこかで見たり、

聞いたりしたことがある言葉かもしれない。
「子宮体がん」という逆境で経験した

抗がん剤治療からの言葉と聞くと

重みが違ってくるのではないだろうか。

テレビ朝日系列の

「激レアさんを連れてきた。」でも

紹介された余命一年と宣告されてから、

バックギャモンの世界チャンピオンになった
矢澤亜希子さんの『運を加速させる習慣』の

中にある一節。

 

著者の矢澤亜希子さんが番組の中で

がんと戦いながら、バックギャモン

のめりこんでいく様子を
淡々と語られるのが印象に残っていた。
その方が本を出されたと知ったので

購入した一冊。

 

この本の中で特に印象に残っているのが
「運が悪いは実力不足の逃げ口上」

という部分。
現実を直視して運以外の要素に絡む努力を

一切放棄してすべて運のせいにする人は

成長しない。

状況がおもわしくない時ほど

客観的な目で自分を検証する。
泣いている暇があったら準備だけは整えて
勝てる瞬間を待ち、常に努力し続ける。
チャンスを掴むとはそういうこと

とも語っています。

 

抗がん剤治療の中で

「知っている」と「知らない」では
雲泥の差があると体感し、

「ゼロ」と「イチ」にする努力は尊い

とも述べています。

 

新型コロナウイルスのニュースが続く中、
現状を見つめ、自分ができること何かを

検証し、自分の世界を広げていく。
そのために自分は何をするかを

考えるのに参考になる本です。

 

「昨日の自分の世界から少し広げるために何をしますか?」