蛻変(ぜいへん)の記 ~変化を常態化する~

「チームビルディング」と出会い、自分のあり方と周りへの伝え方を変えることで、周り人が手伝ってくれるようになる。「チームビルディング」の考え方や日々の気付きについて発信しています。

チョコミントが嫌いという決めつけ

テレビでやっていたファミマのスイーツ特集を見て、
妻や娘が食べてみたいというので、買い出しへ。

シュークリームやスフレプリンなどは
買う買わないの議論もなく、買い物かごに入れる。

揉めたのが「チョコミントフラッペ」
残ったからといって冷蔵庫に入れておくわけにもいかないもの。

我が家の場合、残り物のお片付けは私の仕事。
食べ物を捨てるのは気が引けるため、残りそうなものは買わないようにしている。
チョコミントは私の苦手な食べ物の一つ。
子どものときに味見して、歯磨き粉を食べているみたいというベタな印象を
持って以来、二度と口にしていない。

妻と娘が買おうとしているのは二人にとって量が多めなので、
残るのは目に見えている。
苦手なものだから嫌だと子どもみたいに駄々をこねていた。
私の抵抗に業を煮やした妻が「食べてもないものに決めつけるのはどうなの?」という
一言に折れる。

帰宅してご機嫌にチョコミントフラッペを堪能する妻と娘。
案の定、半分近く残ったため、下賜いただく。
「苦手なんだけどなぁ」と思いながら、一口飲む。
口に入れた瞬間に広がるミントの味。
これが嫌なんだよと思っていたら、その後にくるチョコの味のおかげで、
「思ってたんと違う」となり、これはこれでいけるかもという気持ちに。

「嫌やなぁ」って思っていたのが、「夏の暑いときはスッとしていいかも」と
言ってしまう。
妻からは「経験してないものを端から無理って決めつけるのは教育上もよくない」と
ダメ出しを食らう。

今回のことで、決めつけで価値を見落としているものは他にもあるのではと反省。
付き合いの多い人や仕事内容を勝手に決めつけて、
見ようともしなかった人やモノがあると感じる。
一点から見て決めつけていたら、今回の教訓を糧に別の角度からみてみる。
客観的に多角的な視点で見ることの大切さをチョコミントフラッペから教えてもらう。

「苦手だなと思うものをどうすれば良いところに目が行きますか」